吉高由里子が主演し、北村匠海と共演する「星降る夜に」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系) の第1話が1月17日に放送された。10歳差の男女のラブストーリーの始まりは、驚き、笑いがありつつ温かなものに包み込まれる展開に。Twitterのトレンド1位となる反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)
大人のラブストーリーが開幕
同ドラマは、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村)が運命の恋を育んでいく物語。
脚本を恋愛ドラマの名手といわれる大石静氏が担当する。
出演はほかに、鈴が勤める病院の新米産婦人科医・佐々木深夜にディーン・フジオカ(DEAN FUJIOKA)、一星と同じ遺品整理士・佐藤春に千葉雄大ら。
ロマンチック or 最悪?鈴と一星の出会い
第1話の始まりは、タイトルをそのまま表すように満天の星が輝くなかでの出会い。鈴はソロキャンプを、一星は趣味のカメラを楽しんでいたときのことだった。
撮影している一星の近くに行った鈴。空を見上げる鈴の口元が動いて何か言っているようだが、流れるのはピアノのBGMだけだ。一星は引き付けられるようにカメラを向けて鈴を撮影する。次の場面では、テントの前に置かれたアウトドアチェアに座る鈴がファインダー越しに映し出され、そこから引きの画となったとき、一星が鈴にキスをした。突然のことに一星の頬を叩く鈴。しかし、一星は再び近づいて2人はキスをした。
この不意なキスの始まりに、SNSは驚きに包まれた。
その後、鈴の産婦人科医としての様子が挟まれたあとで、再び冒頭のシチュエーションへ。ここでは鈴の声が聞こえる。そう、初めは一星の音のない世界の視点で描かれていたのだ。
キス以外の場面も詳しく映し出されながらも、翌朝、酔いつぶれている鈴の姿が。起き上がった鈴がテントのファスナーを開けると、荷物を持って帰るところだった一星が手話をして去っていった。
帰宅して手話を調べた鈴が知ったのは、「お前のゲロ全部片付けた、バ~カ」という意味だった。
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主婦と生活社
発売日: 2022/03/04