K-1 JAPAN GROUP年間表彰式「K-1 AWARDS 2022」が2月1日、都内にて開催。K-1フェザー級王者の軍司泰斗選手が「最優秀選手賞」(MVP)に輝き、表彰式後は元格闘家の魔裟斗、タレントのデヴィ夫人と共に囲み取材に応じた。
今年で6回目の開催となる同表彰式では「K-1 WORLD GP」や「Krush」「KHAOS」の3つのプロ大会と、「K-1 アマチュア」大会すべての出場選手、全試合を対象に各賞を制定。「最優秀選手賞」(MVP)や、観客を最も魅了した試合に贈られる「最高試合(ベストバウト)賞」など全18部門を設けている。
自分がK-1を引っ張る
MVPを獲得した軍司選手は「ずっとこういう賞を狙っていたので獲れてうれしいですが、K-1から武尊選手がいなくなったこともあり、自分がK-1を引っ張っていかないといけないと思うので、人一倍頑張ります」と意気込んだ。
軍司選手のポテンシャルについて聞かれた魔裟斗は「今までは、センスはあるけど倒すことができないって感じでした。しかし、フェザー級トーナメントでは、3試合中2試合をKOしたので、強くなったなと思います。今後の軍司には非常に期待しています。そして、1億円プレイヤーを目指していただきたいなと思います!」と激励した。
また、話題は3月12日(日)に東京・国立代々木競技場 第一体育館にて行われる試合のことに。理想の試合展開を問われた魔裟斗は「K-1チャンピオン、MVPとして勝つのは当たり前なので、勝ち方に期待しています。会見から『自分が引っ張る』という責任を持ってやっていけたらもっと成長していくんだろうなって思います」と話した。
次戦は「KOで結果を出す」と宣言
続けて、記者会見について「『軍司の試合が見たいな』っていう会見をしてほしいです。試合ってパーセンテージで言ったら30、40%くらいで、試合に持っていくまでのプロセスが大事なんです」と口にした。
最後に、今後のK-1を背負って立つ上での意気込みを求められた軍司は「武尊選手とエキシビジョンをやらせていただいて感じ取ったものもありますし、武尊選手を超える存在になっていきたいなと思います。次の試合はKOで終わらせて結果を残したいなと思います」と宣言した。
同表彰式には、タレントの熊田曜子、渡辺美奈代、レスリング選手の武藤敬司、清宮海斗、Popteen専属モデルのれあぱぴこと権隨玲、ファッションモデルの古畑星夏、YouTuberのなこなこカップルも出席した。
◆取材・文=大野代樹