元乃木坂46・新内眞衣「これがプロフェッショナルなんだ」『情熱大陸』ナレーターから言葉の伝え方を学ぶ<最強の時間割>
元乃木坂46・新内眞衣 コメント
――収録を終えての感想を聞かせてください。
新内:すごく楽しかったです。私たちは普段、ナレーターさんの声を、出来上がったものを通して聞いているじゃないですか。でも今回番組に参加する事で、ブースの中で作業するナレーターさんの生ナレーションを見ることができたんです。感動しました。(窪田の)ナレーションがハマった時に「気持ちいいー!」って思わず声も出ちゃったくらいです。これがプロフェッショナルなんだって思って、すごく勉強になりました。
――今回の収録で声が人に与える印象って大きいなと改めて思いましたが、新内さんはどんな感想を持ちましたか。
新内:非常に大きいです。窪田さんのナレーションの声はいろんな番組で聞くことができて、本当に皆さんの生活にも浸透している声、馴染みのある声だと思うんです。世の中に自分の声が浸透するってすごいことだし、それまでにたくさんの経験をされているんだろうなって思いました。
――新内さんは、ナレーションのお仕事はされたことはありますか?
新内:ナレーションのお仕事は一度だけ挑戦させてもらったことがあるんですけど、秒数に追われて焦ってしまったのを覚えています。収録の中でも窪田さんは「慣れだ」っておっしゃっていましたが、いざやってみると難しいんですよね。自分の色をちゃんと持っている方の声は聞いていて心地がいいんですけど、あの域にいくまでは大変だろうなって。いろんな要求をされる中、自分の引き出しも増やしていかないとできないお仕事だなと思いました 。
――アイドル活動をする方にとっても、声は重要な要素だと思いますか?
新内:そうですね。実は、私はアイドルとしては声が低い方だったので、最初は自分の声はあまり好きじゃなかったんです。でも、ラジオを始めてから「まいちゅんの声は癒される」とか言っていただけるようになって、だんだん自分の声が好きになりました。聴いてる人から好きと言われるなんてそんな嬉しいことはないので、これからもこの声を大事にしていきたいです。
――今回はナレーションの講義でしたが、新内さんが個人的に受けてみたいと考えるような授業のテーマはありますか。また新内さんにとってカッコいい大人とは?
新内:マナー講座を受けてみたいです。マナーを当たり前のようにスマートにこなせる人は、やっぱりカッコいいなと思います。例えば和食の時に小皿ではなく、懐紙を使う場面があるとして、自分だったら知識があったとしても、どうやって使うんだろうって戸惑ってしまうと思います。ですので、実践的な意味からもマナーは一度しっかりと習ってみたいなって思います 。最近31歳になったんですが、いつまでも無知というわけにはいかないので、所作の美しい大人になりたいです。
――今回の番組をどういう人に見てもらいたいですか?
新内:声を使ったコミュニケーションは私たちにとって欠かせないものだと思います。声色とかもその日の体調によって違うもの。声に着目するという面を考えれば、世代を問わず、いろんな方に見て欲しいです。