山田裕貴が、4月スタートの金曜ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)で主演を務めることが分かった。同作は、未来の荒廃した世界にワープしてしまった人々が元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルの予測不能なヒューマンエンターテインメント。本作で初のGP帯連続ドラマ主演に挑む山田は「この作品は、たまたま電車に乗り合わせた人たちが未来の何もない世界にワープしてしまうという非現実的なお話です。まさにそんな物語と同じで、僕自身GP帯連続ドラマ初主演ということが今はまだ不思議な気持ちでいっぱいです」とコメントを寄せた。
脚本は「恋はつづくよどこまでも」(2020年)や「着飾る恋には理由があって」(2022年、ともにTBS系)など、幅広い世代の女性たちに支持された作品を多数執筆してきた金子ありさ氏が担当する。
電車に乗り合わせた人々との“サバイバル生活”が幕を開ける
8時23分、いつもと変わらない朝。都心へと向かう電車では、SNSをチェックしたり動画を見たりとほとんどの乗客がスマートフォンを見ていた。昨日と同じ今日を迎える、誰もがそう思っていた。しかし、突如として都心へと向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまう。
SNSはおろかスマートフォン自体が役に立たない世界に突然放り出された乗客たち。偶然か運命か、乗り合わせていた乗客たちによる、生き抜くための“サバイバル生活”が幕を開ける。
複雑な過去を抱えた主人公が極限下に放り出される…
コミカルな役からシリアスな役まで幅広い役柄を演じ分ける山田が本作で演じるのは、メディアでも活躍するカリスマ美容師である、主人公・萱島直哉(かやしま・なおや)。仕事柄、コミュニケーション能力は高いが、どこか捉えどころがなく、何を考えているか分からない危険な色気を感じる一面を持っている。
心を閉ざし、表面上の明るさと多弁さで日々をやり過ごしていた直哉が、極限下に放り出された時、何を思い、どんな行動をとるのか。山田演じる直哉とこのサバイバルを生き抜く個性豊かな登場人物たちは順次、発表していく。また、直哉とバディを組むことになる、正義感あふれる消防士・白浜優斗(しらはま・ゆうと)役は近日発表予定だ。