“泣きの芝居”の裏側を告白「集中力と切り替えがすごい」
――プロデューサー視点で見た広瀬さんの印象を教えてください。
久松大地プロデューサー(以下、久松P):僕は広瀬さんとご一緒するのが初めてなのですが、すごい思い切りのいい芝居をする方だなと思いました。
空豆という役が彼女にピッタリというか、広瀬さんが空豆というものを自分の中に取り入れて、丁寧に表現してくださってるので、素晴らしい女優だなと思いつつ、現場でも楽しく演じてくださっているので、本当に感謝しかないですね。
――空豆は喜怒哀楽をストレートに表現するキャラクターですが、涙を流すシーンの前の広瀬さんの様子はいかがですか?
橋本P:それが…普通なんですよ(笑)。さっきまで普通にケタケタ笑っていたのに、本番になった瞬間、あの素晴らしい泣きの芝居を見せてくれるんです。その集中力と切り替えがすごいなと思っています。後半でも涙を流すシーンが出てくるのですが、それぞれのシーンの“泣き”がまた違うんです。これはぜひ見ていただきたいです。
関川P:本当に(空豆という役が)すずちゃんにぴったりですよね、感性の塊って感じがして。第5話も本当に生き生きとしていて、魅力的な表情がたくさんありました。
――では、永瀬さんの印象はいかがですか?
久松P:永瀬くんは本当に努力家で、お芝居もすごく上手なのですが、それでも自分がどういうふうに映っているのか、毎回カットがかかるとモニターをチェックしにきていて、すごく勉強熱心な方だなと思っています。
――自然体な演技が話題となっていますが、“俳優・永瀬廉”の魅力を教えてください。
橋本P:私、個人的に音くんが空豆を見る目線が好きなんです。優しかったり、切なかったり。きっと関係の変化とともに、いろんな表情が出てくると思うので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
久松P:目で語りますよね?
橋本P:そうなんです、何も話してなくても音が抱えている複雑な思いを目で伝えてくれるんです。
Universal Music
発売日: 2023/01/18