そんな決して色あせることのないアラン・メンケンの音楽を楽しめるのが、「自分の人生を振り返りながらのステージ」である、2月25日(土)の大阪公演を皮切りに全4公演行うアラン・メンケン ソロ・コンサート 「ホール・ニュー・ワールド」だ。
ニューヨークに住む一人の音楽好きの少年が、さまざまな過程を経て現代屈指のソングライターになるまでが、彼自身の口から語られる。つまり耳で楽しむ自叙伝、もしくは公開インタビュー。よりいっそうアランの存在や人柄が身近に感じられるようになるかもと、私は今からわくわくしている。
ピアノの弾き語りも魅力
さらに「ピアノの弾き語りである」ということも魅力的。作曲に加えて歌や演奏もアラン自身によって行われるわけである。当然ながらディズニー映画で使われているアランの楽曲は、その作品にふさわしいよう、極めて豪華なアレンジ(編曲)やオーケストレーション(楽器編成)が施されている。それが今回、ピアノ弾き語りという、非常にシンプルな形の自作自演で届けられるのは実に興味深い。ディズニー作品でドラマティックなアレンジが施されていた数々の曲の骨格を、我々はアランの弾き語りによって体感することになるはずだ。
アランの曲作りにはクラシック、ジャズ、ロック、ポップス、カントリー&ウェスタン、ソウル・ミュージックなど、さまざまな要素が盛り込まれている。いかに彼が偏見のない、豊かな音楽人生を歩んできたかが注ぎ込まれているかのようだ。そうした多彩なファクターが彼自身の弾き語りによって統一され、一つの雄大な音楽世界としてわれわれファンの耳を潤すのだから、このソロ・コンサート 「ホール・ニュー・ワールド」には、いくら期待しても期待し過ぎることはない。
◆文=原田和典
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