![一星(北村匠海)に手話で話す鈴(吉高由里子)](https://thetv.jp/i/nw/1124846/11520172.jpg?w=1284)
吉高由里子が主演し、北村匠海と共演する「星降る夜に」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系) の第5話が2月14日に放送された。一星(北村)と思いが通じ合った鈴(吉高)に蘇る過去の事件。吉高はそんな鈴の心の動きをきめ細やかな演技で魅せている。(以下、ネタバレがあります)
鈴を追い詰めるものとは…
同ドラマは、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村)が運命の恋を育んでいく物語。
脚本を恋愛ドラマの名手といわれる大石静氏が担当する。
出演はほかに、鈴が勤める病院の新米産婦人科医・佐々木深夜にディーン・フジオカ(DEAN FUJIOKA)、一星と同じ遺品整理士・佐藤春に千葉雄大、一星と春の会社の社長・北斗千明に水野美紀。
思いが通じ合い、情熱的なキスを交わした鈴と一星。しかし、第3話から少しずつあった不穏な空気が現実のものとなって、鈴は追い詰められてしまう。
鈴への中傷コメントが殺到
心身のバランスを崩したことで父親になることに自信がない春に、5年前に訴えられて大学病院を追われたことを明かし、「あの頃は、自分が世間でいう負け組だと思っていた」と鈴。しかし、「最近は違うのかもと思い始めてる。山を登ってたつもりだったけど、いつの間にか川に流されててて。流れていくうちに周りの景色が変わってきて…。あれ、ここも案外、心地いいかも。ここが自分の居場所なのかもって思ったりして」と言った。
そう思うようになったのは、大学病院から追われた自分を受け入れてくれたマロニエ産婦人科医院の院長・麻呂川(光石研)、そして一星の存在も大きいだろう。
そんな中、マロニエ産婦人科医院の公式SNSに「雪宮鈴は人殺し」という中傷コメントが殺到。鈴は、5年前の出来事が蘇る。同期だった他の病院の医師に頼まれて受け入れをし、懸命に対応したが患者の妊婦は亡くなってしまった。大学病院からは責任を押し付けられ、裁判では患者の家族から「黙れ、人殺し」と言われたのだ。
さらに後日、鈴の自宅に中傷のビラがびっしりと貼られ、大きなレンガが投げ込まれる事態にまでなってしまった。