「特捜9 season6」第1話あらすじ
特捜班が部屋を移ることになり、引っ越し当日、直樹(井ノ原快彦)たちは朝からバタバタと荷物と格闘していた。そんな慌ただしさの中で、突然、国土交通大臣・諏訪部孝一からじかに呼び出しがかかる。一体何事なのか、困惑しながら直樹と国木田(中村梅雀)が議員会館に出向くと、諏訪部から衝撃の依頼を持ちかけられる。
彼の秘書・高石沙月によると、先日、「今すぐ大臣を辞任せよ。さもなくば、1001人の人質の命を奪う。まずはお前の母校からだ」という脅迫メールが事務所に届いたという。
よくあるいたずらかと思って無視していたところ、メールの予告どおりの時刻に、諏訪部の母校である神奈川県内の大学で原因不明の爆発があり、男性が1人死亡したというのだ。
しかし、諏訪部は事件と脅迫メールの関係がはっきりしないことを理由に、神奈川県警に脅迫メールのことを報告しておらず、脅迫状を送りつけた犯人を特捜班に極秘裏に突き止めてほしいと直樹たちに頼み込む。
脅迫どおりなら、人質があと1000人いることになる。直樹は今すぐ神奈川県警に連絡すべきだと進言するが、国木田は何を思ったのか依頼を受ける判断を下し、特捜班は秘匿捜査に乗り出すことに。
ところが直後、「翌日の午後6時までに辞任会見を開かなければまた誰かが爆死する」という2通目の脅迫メールが舞い込む。タイムリミットが迫る中、顔の見えない爆弾魔と直樹たちの戦いが始まる。