俳優の岡崎紗絵が、バンダイとBANDAI SPIRITSによる「新サステナビリティプロジェクト」のアンバサダーに就任。3月2日に都内で行われた同プロジェクトの記者発表会に出席した。
110年前に発明されたトースターや蓄音機を展示
両社は、豊かな未来を実現するために全社体制で新サステナビリティプロジェクトを発足し、「夢・クリエイション」を共通の企業スローガンに掲げ、トイホビーを中心に幅広い領域で事業を展開していく。
また、未来を担う子供たちに向けた施策の第一弾展開として、「トーマス・エジソン特別展」を3月22日(水)からバンダイ本社に開設。公益財団法人バンダイコレクション財団が栃木・壬生町で運営している「エジソンミュージアム」の収蔵品の中から、実際に動かすことができる蓄音機、白熱電球、トースターなどを、アメリカ・オハイオ州のエジソンの生家の一部をイメージしたブースに展示し、エジソンの生涯や名言などとともに紹介する。
楽しみながら学びたい
この日、110年前に作られ、現在も使えるトースターや蓄音機を目にした岡崎は「110年前のものでこんなにしっかり焼けるんだ」と驚きながら、「BANDAI」と焼き目の入ったトーストをパクリ。
さらに、蓄音機から予め録音されていた自身の声を聴き、「こんなに間近に見られることはなかなかないし、レコートの元祖と言われる物で、円盤になる部分が(この頃は)蝋で作られているんだって知れて。知らないことだらけだったので本当に楽しい」とうれしそうに満面の笑みを見せた。
また、「エジソンに聞いてみたいことは?」という質問には、「失敗を繰り返して繰り返して、(成功に)たどり着くわけじゃないですか。(心が)折れてしまう瞬間もあったかもしれない。どうやってモチベーションを維持していたんだろう? 何年もかかってやっと出来上がるまでに」と答える。
最後に、「トーマス・エジソン特別展」を体験した感想を聞かれ、「エジソンの生い立ちが書いてあって、発明品がたくさんあって、貴重な体験でした。電球が代表的な発明だとは思いますが、蓄音機やトースターなどもあって、体験型なので楽しみながら学びたいですね。身近に感じていただける展示なので、お子さん、ご家族,ご友人、いろんな方と来て学んでいただければと思います」と、来場を呼び掛けた。