それぞれの選択は…「皆さんの反応が僕自身も楽しみです(笑)」
――ようやく結ばれ同棲し始めた拓郎と絵里がどうなっていくのか、また幼なじみのくるみと悠の関係がどうなるのか大いに気になるところですが、終盤に向けた今後の展開について見どころを教えてください。
まずは、25年越しの思いを実らせ付き合い始めた拓郎と絵里の恋愛が良い方に転がっていくのかですね。40代男女の「未来の考え方」や「気持ちのスピードの違い」みたいなことが、二人の関係にどう影響するのか注目です。
あとは、今拓郎が直面している仕事の問題―現場でやっていきたいのか、マネジメント側へ行くのかという部分。くるみについては、自分の進路もそうですし、拓郎に抱いた気持ちにどう決着を付けるのかが見どころになります。
終盤にかけて、各キャラクターが恋愛面、仕事面、将来面について、それぞれある選択をしていきます。その選択が正しいのかどうかに加えて、「そういう決め方するんだ!」という選択の仕方についても共感できるか、ご自身の人生と重ね合わせながら見ていただけるとうれしいです。彼らの決断を男性目線と女性目線でどう感じるのか、皆さんの反応が僕自身も楽しみです(笑)。
3月9日(木)放送 「しょうもない僕らの恋愛論」第8話あらすじ
自身が過去に装丁を手掛けていた漫画家・ワカタマコの展示フェアを訪れた拓郎(眞島秀和)は、自分に代わって装丁を担当した若手クリエイターの仕事ぶりを目の当たりにする。そんな中、フェアに来ていたくるみ(中田青渚)と再会した拓郎は、くるみが美大にチャレンジすることを知り刺激を受ける。
やる気に満ちた拓郎だったが、職場であるデザイン事務所「JIRO」社長の二郎(杉本哲太)から、経営を手伝ってほしいと打診される。これまで自分を育ててくれた会社に感謝の気持ちがある一方、まだまだ現場で仕事をしたい拓郎は、独立も視野に入れ始める。