多部未華子 冒険するなら「海外を一人旅!」
7月1日(土)公開の映画「それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!」で初めて劇場アニメ声優に挑戦した多部未華子。演じたのは、宝探し一族のライオンの男の子・ブルブル。お父さんから渡された地図を持って冒険の旅に出掛けたブルブルが、アンパンマンたちに手伝ってもらって、ジャングル島で宝探しするストーリーだ。いつも強がってるけど、本当は怖がりで勇気が出せないブルブルを演じた多部にキャラクターの魅力や映画の見どころを直撃インタビュー!
――映画「それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!」で初めてのアフレコに挑んだご感想は?
「それいけ!アンパンマン」は小さいころから見ていた作品。アンパンマンやカレーパンマンなどおなじみのキャラクターたちと自分が声で共演しているのが不思議でしたね。スタジオで台本を持ってアフレコするというスタイルも初めてでしたし、全てが新鮮でした。
――演じたのは、アンパンマンたちと一緒世に宝探しの旅に出掛けることになるライオンの男の子・ブルブル。女の子の役だと思っていたのでビックリされたとか?
そうなんです。てっきり「アンパンマンと○○姫」みたいなタイトルなのかなと思っていたんです。アンパンマンに助けられるかよわいお姫様の役を勝手にイメージしていたので、ビックリしましたね(笑)。ライオンの男の子ということで最初は「男の子役だから声を低くしたほうがいいのかな」と思いましたが、ブルブルの絵を見たら、すごくかわいらしいので、そのままでいいのかなと普段の自分の声で挑みました。
――ブルブルは宝探し一族に生まれたライオンの男の子ですが、どんなキャラクターだと捉えましたか?
冒険に出掛ける前は、ちょっと怯えていてナヨナヨしているのですが、アンパンマンやカレーパンマンたちと旅をしていくうちに、自分で一歩踏み出そうと変わっていくんです。冒険の途中で、「こういうときはどうするの?」「なんで怖くないの?」と、自分が疑問に感じていることをみんなに素直に聞くことができる真っすぐさが魅力的だなと思いました。臆病だけど、強くなるためにはどうしたらいいんだろうと一生懸命に頑張るところがかわいらしいキャラクターなので、演じていてすごく愛着が沸きましたね。
――キャラクタービジュルを見て、かわいらしいなと思ったポイントは?
チャームポイントはぱっちりした目です。あと、ウジウジし始めるとしっぽをいじくるところもかわいらしいです。
―――ブルブルの声のお芝居で難しかったのはどんなところでしょうか。
スタッフの方に「思いきりライオンのようにほえてください」って言われたのですが、
これまでライオンのように「ガオー!」って叫んだことなんてないですからね。どう雄叫びをしたらいいのだろうってとまどいました(笑)。叫ぶシーンのほかにも走るシーンでの擬音も難しかったです。普段のお芝居よりもちょっとオーバーに声を出すように心掛けました。
「それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!」
7月1日公開
配給:東京テアトル
原作=やなせたかし/監督=矢野博之/声の出演=多部未華子、天野ひろゆき、ウド鈴木、戸田恵子、中尾隆聖ほか
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