石野真子が、2024年放送スタートの大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合ほか)に出演することが発表された。吉高由里子主演、大石静が脚本を務める同ドラマは、紫式部を主人公に、変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書きあげた女性の秘めた情熱と想像力、ひとりの男性への思いが描かれる。
石野は、“倫子の母”藤原穆子を演じる。雅信(益岡徹)の妻で倫子(黒木華)の母。紫式部(吉高)には遠縁にあたる。倫子(黒木)をのびのびと育て、穏やかな家庭を築いている。三男坊である道長(柄本佑)の才をいち早く見抜き、娘婿にと後押しする、という役どころだ。
母として愛情深い女性と感じております
――演じる人物の印象と意気込みをお聞かせください。
きちんと自分の意見を夫に言える妻としてまた、母として愛情深い女性と感じております。大河ドラマはたくさんのキャスト、大勢のスタッフの方々と共に創っていく壮大なドラマ。一員になれましたこと、心からうれしく、楽しみにしております。
みんなでおにぎりをほおばって、楽しい思い出です
――大河ドラマの出演歴や思い出などを教えてください。
「いのち」(1086年)に出演しました。舞台が青森でしたので季節ごとにロケにいき、撮影先では縁側でお茶を飲んで、漬け物を食べて。地元の方々に温かいおもてなしをうけ、広大な林檎畑でかわいいりんごの花咲く木の下でみんなでおにぎりをほおばって、楽しい思い出です。