井桁弘恵&武田真治、最終回への想いを語る 井桁「サチが“自分の足”で歩き始めるその瞬間も見ていただきたい」<自由な女神>
武田真治「自身も成長する“未完成なもの”として描かれているのが魅力」
脚本の本質を深く読み込んで臨んだクールミント役の武田は「クールミントというキャラクターの面白いところは、“完成した人間”ではなく、自身も成長する“未完成なもの”として描かれているのが魅力だなと感じています」と、サチやケンなど周りの人へアドバイスをすることで、ミント自身をも鼓舞していたと武田は分析。
続けて「3話で、サチの恋に対して“自分の気持ちに素直に”と応援したクールミントが、今度は“自分も自分の生い立ちに向き合わなきゃ”と気持ちを固めることになったし、それはサチから影響を受けた結果だと思っています。最終話でミントがとる行動は、その決心の現われだ」と語った。
最終回(4話)のあらすじ
サチ(井桁弘恵)らを集めたクールミント(武田真治)が、おもむろに誘拐の計画を語り出す。相手は、かつて自分を捨てた母親だから大丈夫と言う。真意を図りかねるサチだったが、妙案を思いつき、母親・さやか(宮崎美子)とミントを再会させることに成功。ほっとしたのもつかの間、さやかの現在の夫・源次郎(堀内正美)の発言で、事態は思わぬ方向へ動き出す。
ミントが店を閉めてドラァグクイーンも引退しようとしているのでは…と憶測も飛びかう中、ミントを心配するサチと今後の人生を考え始めたケン(古川雄輝)との間にも距離が生まれる。