HiHi Jetsの作間龍斗が3月30日、都内にて開催された映画「ヴィレッジ」完成披露イベントに、横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、古田新太、藤井道人監督と共に出席。作品へ向き合う作間の姿勢に、横浜が「好感を持ちました」「これからもっとやってほしいですね、お芝居」と語る場面があった。
「何時間もシリアスなシーンを撮っているのに全然弱音を吐かない」作間が横浜の印象を語る
本作は、「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のリアルな姿を描き、現代日本が抱える闇をあぶり出す異色のサスペンス・エンタテインメント。主人公の優を演じる横浜が、どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年がダークサイドに転じる姿をリアルに体現する。
本作が俳優としては2作目の出演映画だという作間は、「一日、夜中の撮影があって、僕はテッペン(0時)を越える前くらいに撮影が終わったんですけど、現場自体は明け方まで続くみたいな日で」とある日の撮影を振り返る。
撮影後、帰るために始発の新幹線を待つ時間が発生した作間は「寝るのももったいない」と撮影を見学することにしたそう。その際に目撃した現場での横浜について「集中力がすごい。本当に何時間もシリアスなシーンをずっと撮っているんですけど、終わるまで全然弱音を吐くとかもなく、ずっとピシッとした顔でやってらっしゃるのですごいなと思いました」と語った。
また、横浜と会話があったかと聞かれると「一回、監督からアプローチしていただいて、ストーブの前で話したりしました」と告白。作間は「『最近どう』みたいな話をしました。かなり寒かった日だったのは覚えているんですけど、他愛のない話をしました」と明かした。
作間についてコメント 横浜「もっとやってほしい、お芝居」黒木「お菓子を作るのがすごく得意」
作間の印象を聞かれた横浜は「シーンが朝5時までだったんですけど、ずっと現場に残ってくれて、作品に対するまっすぐな姿勢を見て、すごく好感を持ちました」とコメント。「これからもっとやってほしいですね、お芝居。2作目というのは全然意外だなっていう。すごく堂々としていて」と続けた。
同じく作間について黒木は「すごいいい子。お菓子を作るのがすごく得意で、作ったのを写真で見せてもらったんですけど、お店に出してもいいくらいだった」とお菓子作りの腕前を称賛。古田は「なんで俺には見せてくれなかったんだよ」と口をとがらせていた。
映画「ヴィレッジ」は、4月21日(金)より全国公開。
◆取材・文=山田健史
プレジデント社
発売日: 2023/03/01