櫻井翔が、3月31日に都内で開催された「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」初日舞台あいさつに出席。共演の広瀬すず、江口洋介、佐藤浩市、メガホンをとった入江悠監督と共に、公開初日を迎えた感想や撮影エピソードなどを語った。
「貴重な場を頂きました」
同作は、天才的なひらめきで事件の真相を見破る探偵助手・美神アンナ(広瀬)と、ポンコツだが人望に厚い自称天才探偵・風真尚希(櫻井)が、さまざまな依頼に挑むドラマ「ネメシス」(2021年、日本テレビ系)の劇場版。3月31日より全国で公開中だ。
封切りを迎えた感想を、櫻井は「いよいよ皆さんに見ていただけるうれしさと、自分たちの手から離れてしまう寂しさと、いろいろ入り交じった感情。(作品宣伝の)キャンペーンの中でファンの皆さんの前に立つのは2年ぶりくらいなので、同じ空間を共有することができて貴重な場を頂きました。ありがとうございます」とコメント。
「結構隠れて見てたんですよね」
今作では櫻井の他、広瀬や江口らドラマ版のメンバーも続投。それに加え、“窓”と名乗る奇妙な男役で今回登壇している佐藤が劇場版から新たに参戦する。
残念ながら今回は同じシーンでの共演がなかったという櫻井は「うち(嵐)のメンバーも何度もお世話になっていますし、同じ現場ということがすごく楽しみだったので、すでに撮り終わった浩市さんのシーンを監督に見せていただいたりとか、すずちゃんと浩市さんのシーンをスタッフに紛れて遠目から見ていたりとか…(笑)」と言うと、広瀬は「えっ？そうなんだ(笑)」とビックリ。
続けて櫻井は「そうなの、結構隠れて見てたんですよね。ご本人に気付かれない範囲で、邪魔にならない範囲で遠くから見てました。最後のほうの屋上のシーンなんかはたぶん気付かれてないと思います」と胸を張ると、広瀬は「まったく…(気付かなかった)」と驚きを隠せず、佐藤も「屋上でしょ？それは分からないねえ…」と青天の霹靂の様子。
バレなかったことにうれしそうな櫻井は「分からないですよね！役衣装を脱いで完全に景色と化していたと思います。実際に浩市さんの窓のお芝居をどういうテイストなのか見ておきたかったというのが強くあったので、離れた所からのぞいてました」と、笑顔で振り返っていた。
◆取材・文・撮影＝ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)
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