瀬戸康史&上野樹里によるほっこりする物語が開幕
今回も有難いことに宣伝担当さんから「試写記事をやりませんか?」と声を掛けていただいたので正直にレビューしていく。最初から最後までほっこりするような物語だった。時間がのんびりと過ぎていくのを感じるドラマは初めてだったように思う。
うそがなくただ真っすぐに妻を愛するジンと、そんなジンを支える妻の優美。「発達障害」だと聞くと何だか難しいことのように思えるけれど、裏を返せばうそがないのだ。ジンの発する「これはだめ」「これはいい」「これは得意」「これは苦手」ははっきりしている。
ジンはそれを優美に一つ一つそれらを伝えたかもしれないし、伝えていないかもしれない。ジンが伝えていなかったとしても、優美が一つ一つジンの信号を拾ってきたのかもしれない。どちらが先でどちらが後かは分からないけれど、ジンと優美の繰り出す優しい空気感は、ドラマのどこを切り取っても感じることができた。
夫婦でなくても、この人を思う「愛」さえあれば、ジンが作中でいうせりふのように「世界は救える」のかもしれない。こんなに温かなストーリーと出会えたことに感謝しながら、見終わって、時間を置くことなく再生ボタンを押したのはここだけの話ある。
4月7日[金]放送の前編は夜11:15-0:15ほか
4月8日[土]放送の後編は夜11:00-0:00
テレビ朝日系にて放送
■「スペシャルドラマ 私小説 -発達障がいのボクが純愛小説家になれた理由-」公式ホームページ
https://www.tv-asahi.co.jp/shishosetsu/
■「スペシャルドラマ 私小説 -発達障がいのボクが純愛小説家になれた理由-」公式Twitter
https://twitter.com/shishousetsuEX
■「スペシャルドラマ 私小説 -発達障がいのボクが純愛小説家になれた理由-」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/shishousetsuex/