「僕の想像通りの“ホン・テラ”になってくれた」
チャンを恨んでその後も追っていたジェヒョンは、その過程で崖で倒れていた瀕死の「ムン・ハギョン」を見つけたのだった。当時を回想しながら「その時に悟ったんだ、オレたちは運命だと」と、嬉々として告げるジェヒョンに、「ありえない!やめて!」と、うろたえるテラ。そんな彼女をジェヒョンは「忘れろ。何も気にするな。また会えたことが重要なんだから」と言い聞かせようとした。
負傷した彼女をフランスに送って回復させ、「キミの代わりにチャンに復讐して、キミが失った人生を僕が補償してあげると決心した」と告げるジェヒョン。「キミは記憶を失ったが、僕の想像通りの“ホン・テラ”になってくれた」と、ジェヒョンは狂気を見せた。
「あなたの創造物として生きたくない!」
テラを何度も危険な目に遭わせたのも、自分を頼るようにしたかったからだと言い、嬉しそうに「この日を待ってた。全てを知った上でオレを誇りに思い、愛を深めるこの瞬間を!」と、狂った笑顔で語るジェヒョンに、ハギョンは「“テラ”になんてなりたくなかった!」と再び銃を突きつけた。「世界一幸せな女にしてやったんだぞ。つらい記憶を消して美しくて夢のような時間だけプレゼントしたのに。オレの気持ちが本当にわからないのか?」と、妻の行動が本当に理解できないジェヒョン…。完全に狂っている。
「私は殺人犯。知らないふりをしても何も変わらない」と言う彼女に、「オレに全部任せろ。オレだけを信じろ。オレは何でもできるんだ。母、妻、ファーストレディーとして、幸せに生きろ!」とジェヒョンは怒鳴った。
「あなたの創造物として生きたくない!」と言い放ったハギョンは、ジェヒョンの人生を破滅させる為に行動を起こし始める。
一方、ジェヒョンも自らの野望を叶えるため、更に大胆に行動し始めた。いくつもの新事実が明らかになり、ますます目が離せなくなってきた。
◆文=鳥居美保/構成=ザテレビジョン編集部
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