Vライバー・むらゆき、Vライバー・VTuberの知名度に変化「アニメとバーチャルの差別化ができるようになった」

芸能一般インタビュー

2023/04/23 09:00

VTuberが人気のコンテンツとなり猛威を振るっている中で、ライブ配信プラットフォームを中心に配信を行うVライバーにも注目が集まっている。ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」でVライバーとして活躍する、無所属ノラ猫又ライバーむらゆきは、2018年11月にVライバーデビューをするとわずか1ヵ月で「17LIVE」アプリ内の月間ランキング1位の座に輝き、かわいらしい見た目と衣装、時折見せる毒舌がリスナーにハマり現在も人気Vライバーとして活躍している。4月29日(土)、30日(日)のニコニコ超会議「クリエイターX 2023 Spring - CREATOR CROSS -」への出演も控えて、「17LIVE」を代表する人気ライバーとなったむらゆきに、Vライバーについての素朴な疑問をぶつけてみた。「衣装代は中古車くらいかかっている」「365日24時間かわいい姿を届けられる」といった赤裸々なコメントのほか、初心者へのアドバイスやバーチャルの価値などを存分に語ってもらった。

17LIVEを代表するVライバー・むらゆき「バーチャルの世界は無限の表現の可能性が広がっている」

――はじめに、自己紹介をお願いします。

全然自覚はないんですが、活動開始からわずか1カ月で、17LIVEで月間ランキング1位を獲得し、現在では16万人以上のフォロワーを抱えている、イラストも得意でそのイラストの腕前に惚れるリスナーが後を経たないVライバーと言われています！

――自覚はないんですね…(笑)。むらゆきさんがVライバーになる前の事を教えてください。

バーチャルの世界にくる前は、野良猫として街を散策していたのですが、100歳になった時に猫又になりました。そこで、「17LIVE」の広告を見つけてバーチャルの世界に飛び込みました。

――「17LIVE」の広告を見つけ、Vライバーに目をつけたきっかけは？

バーチャルの世界だと、無限の表現の可能性が広がっていると感じていて、リアル配信しているライバーさんとのコラボや、服装や見た目も自由に変更することにより、リスナーさんを魅了できると思ったからです。

――バーチャルで活動するのに初期費用はいくらかかりますか？

バーチャルで活動をすることにかかる費用はピンキリで、自分に合ったやり方を模索する必要はあるかなって思います。私の場合だと、新しい洋服一着にかかる金額は高いゲーミングPCくらいです！

Vライバー・VTuber、知名度の変化…「アニメとバーチャルの差別化ができるようになった」

――近年、VTuberやVライバーへの注目が集まっているように感じます。

以前までは、「アニメとVTuberの違いは？」という質問が多かったのですが、最近では、「VTuber・Vライバーの〇〇ちゃん」と認知されることが多くなり、アニメとバーチャルの差別化ができるようになりました。また、量産型とも言われる、バーチャルキャラクターが既に完成されているキットが販売されるなど、Vライバー・VTuberを始めやすい時代になってきていると思います。

――むらゆきさんはVライバーとVTuberの二刀流で活動されています。どのように使い分けていますか？

私の中での違いは、VTuberに関しては、配信では完全にVTuberが主体で、リスナーの方に見てもらうゲーム配信などが多くて、Vライバーはリスナーさんと1対1の場面がたくさんあるので、より距離が近い雑談や歌配信がメインになっています。

――VTuber・Vライバーになる人に向けてアドバイスをお願いします。

無言配信になるとリスナーさんが離れていってしまうので、まずは、喋ることに慣れることが大事だと思います。バーチャルで活動をするのに結構時間も費用もかかるので、その間にラジオ配信などで練習するのもいいと思います。あとはSNSの使い方を覚えておいた方がいいです。

――SNSの使い方を覚える理由は？

やはりバーチャルなので情報発信の正しい方法を身につけておくことで、自分を知ってもらう機会が増えるので、その上でSNSは必要不可欠です。また、最近のトレンドで「100日後にVライバーになる〇〇」や、Twitterで「VTuber準備中」といったハッシュタグも使用されています。