5月31日(水)より、堀田茜主演ドラマ「私と夫と夫の彼氏」(毎週水曜深夜3:20、テレビ東京)がスタートする。同作は、綾野綾乃による同名作を原作に、“セックスレス×不倫×BL”要素を融合させて描くヒューマンラブストーリー。既存の概念にとらわれない夫婦の形や、人を愛することについて掘り下げていく。
主人公の夫・仲道悠生役を古川雄輝が、主人公のかつての教え子で悠生の不倫相手の伊奈周平役を本田響矢が演じる。
WEBザテレビジョンでは、夫が自分を女性として愛してくれないことに悩む主人公・仲道美咲を演じる堀田にインタビューを実施。地上波連続ドラマ単独初主演の意気込みや、それぞれのキャラクターの魅力、撮影現場でのエピソードなどを聞いた。
「歪な三角関係が繊細に描かれていくお話」
――出演が決まった際の率直なお気持ちをお聞かせください。
タイトルを聞いて、いわゆる三角関係やドロドロした不倫ものを想像される方が多いと思います。私も最初はそうだったのですが、実際はとても繊細で静かに進んでいくお話でした。
単に夫婦が別れて次に進んでいくようなシンプルなストーリーではなく、歪な三角関係が繊細に描かれていくお話なので、心情の変化を表現するのが難しそうだなと思いながら原作を読み進めていきました。
登場人物全員が愛せるキャラクターで、葛藤と戦いながらも新しい生き方に挑戦する美咲の姿勢がとてもかっこよく、そこに魅かれて、大切に表現していきたいなと思いました。
主演としてのプレッシャーも…
――地上波連続ドラマ単独初主演ということですが、意気込みをお聞かせください。
すごくうれしかったのですが、それと同時に不安もありました。難しいテーマの作品ですし、それを主演でやると聞いて最初は戸惑いました。
もちろん頑張りたい気持ちもありましたし、主演として引っ張るというよりはみんなで作り上げていくお話なのかなと思ったので、そう考えながら自分を落ち着かせました。
最初に「みんなで話し合って作ろう」と監督にも言っていただけたので安心しましたし、現場で皆さんとお話しする時間を大切に、共演者の表情の変化や感情の変化を全部拾っていこうという気持ちで挑みました。
――監督から具体的にアドバイスされたことはありますか?
悠生や周平に対しての思いを含めて、「その時の気持ちに従って、正直にいてもらえれば大丈夫だから」と言っていただけたので、その時の美咲の気持ちを大事にしようと思って演じました。そのアドバイスはとてもありがたかったです。