上白石萌歌「一番ギャップがあったのは赤楚(衛二)さん」、日々結束力を高める“ペントレチーム”の魅力を語る＜ペンディングトレイン＞

ドラマインタビュー

2023/05/05 06:00

キャストの“魅力”は「キャラクターにも反映されている」

――他のキャストとのエピソードや新たに見つけた一面はありますか？

本当にどんどんチーム感が出てきています。第3話の見どころの一つとして、乗客のみんなのチーム感というのがあるのですが、それぞれのキャラクターにどんどん寄ってきているという印象がります。

例えば、米澤を演じている藤原さんとかは、本当にどんな時も皆さんのムードメーカー的存在で場を和らげて盛り上げてくれますし、加藤を演じている海くんはすごく博識で普段からいろんなことを教えてくれたり。

みんな当て書きなんじゃないかと思うくらい、その人の良さがキャラクターにも反映されている気がしていて。そういう意味でも登場人物がどんどん結束していくように素の私たちもどんどん結束していく感覚があって、みんなで今まで一生懸命サバイブしてきたかいがあるなと思ってます。

――撮影現場でのブームがあれば教えてください。

最近は、本の貸し借りがすごくはやっています。和真を演じている日向くんがすごく読書家で、最近本屋大賞を獲った本を私に教えてくれて、感想どうですかと聞いてくれたりしています。

弘子さんを演じている大西礼芳さんはすごく漫画好きで漫画を貸してくださったり、同じ本をみんなで読んでいる状態になっていて、「あれどこまで読んだ？」とか「あそこはどう思った？」とか、なんだか学校みたいですごく楽しいです。

私、クランクインする前まで学園ものみたいだなと思っていたんですが、どんどん学園もの感が増してきたというか。大人になってから毎日同じ人と顔を合わせるってあまりないので、その感じがすごく楽しくなってきているなと思います。

――イメージと違う一面があるなと感じたキャストはいらっしゃいますか？

一番ギャップがあったのは赤楚さんですかね。あまりはっちゃけたりとかふざけるイメージがなかったんですが、すごくふざけることが好きな方で毎日小ボケをかましてくださったりとか(笑)。

“こんなお茶目な一面があるんだな”というのを今回の作品で初めて知ったので、すごくすてきなギャップだなって思っています。

――今作には魅力的なキャラクターがたくさん登場しますが、ご自身に一番近いと感じるキャラクターを教えてください。

うらやましいなと思うのは(古川演じる)玲奈です。すごく魅力的だなと思っています。筋の通ったことを言っているキャラクターでもあるので、(自分に)似ているというよりも“なってみたいな”という気持ちがあります。