現在、日本のインフルエンサーやモデルとして活動する、元NGT48・加藤美南。2021年にNGT48を卒業し、同年2月にはWEIBO Account Festival in Tokyo 2020で、『新人モデル賞』を受賞した。また、2022年1月にはライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で『新人ライバーの進撃』イベントに参加しリスナー(ライブ配信視聴者)から多くの支持をうけ見事1位に輝いた。同イベントで1位になった彼女はリスナーへの感謝の思いを込め、同年2月から、365日ライブ配信を行うことを約束。見事2023年2月まで365日ライブ配信を完走した。アイドルだった彼女がなぜ次のステージでライブ配信をすることになったのか?365日配信の裏にあった苦労や、「夢をかなえるためのツール」というライブ配信の楽しさなどについて語ってもらった。
365日ライブ配信で「元々のファンとはファンではなく“家族”と言えるまでの距離に縮まった」
――1日も休まずに1年間、毎日ライブ配信を始めたきっかけをお聞かせください。
17LIVEの「新人ライバーの進撃」というイベントで、1位になることができ、リスナーさんへの感謝の意味を込めて、公約で1年間ライブ配信をすることに決めました。
――実際に毎日配信をしてみていかがでしたか?
毎日約30分の配信を行なっていたのですが、とても楽しかったです。イベント期間も毎日配信を行なっていたので、過酷なこともありましたけれど、配信することが日常の一部になっていて、最終的には、良い意味で頑張らずに配信ができるようになっていました。
――楽しいとはいえ、365日は大変だと思います。なぜ継続できたのでしょうか?
その日の配信についてのコメントだけでなく、前に配信で話した内容を覚えてくれていたり、私のことを知ってくれているリスナーさんからのコメントに愛を感じること多かったので、毎日継続できていたんだと思います。毎日継続したことで、配信を見るのが難しい時間帯でも、どうにかして見に来てくれる、熱量を持ったリスナーさんもいました。
――毎日配信を行ったことにより、気づいたことはありますか?
ライブ配信を始めて、私がアイドルの時から応援してくれているファンの方とは、最終的には、ファンではなく“家族”といえるほどお互いの距離が縮まりました。
アイドルの頃は苦手だったライブ配信「プライベートな部分を配信することに抵抗があった」
――そもそも、ライブ配信を始めたきっかけは?
アイドル時代にライブ配信を していた時は少し苦手意識があったんですが、ありがたいことに配信を見てくれたファンの人の反応もよく、そこから新しいファンも増えました。NGT48を卒業した後、海外でも活動したかったので、グローバルなユーザーのいる「17LIVE」でライブ配信を始めました。
――ライブ配信のどのような所に苦手意識を感じていましたか?
アイドルの時の自分とプライベートな自分で違いがあったらどうしようという不安があり、当時はプライベートな部分を配信することに少し抵抗があったんです。
――実際に「17LIVE」でライブ配信を始めてみていかがでしたか?
以前行っていたライブ配信では、一方的に私が主体でお話をしたり、ダンスを披露するなど、リスナーさんとのコミュニケーションがあまりなかったのですが、17LIVEでは、ライバーが主体ではなく、リスナーさんが主体に感じました。リスナーさんとのコミュニケーションの取り方が今までとは違い、最初は戸惑いました。アイドルの時は、コメントの10分の1くらい読めれば良い方だったのですが、17LIVEでは、コメントを全部読み上げるのが基本で「これがライブ配信か…」と実感しました(笑)。
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