“ニコイチ”な加藤と米澤の姿が胸を打つ
そして、第4話、加藤が刺されたと知り、慌てて車両に戻ってきた米澤。加藤の植物メモを元に薬草となるものを紗枝や小春と探し、加藤の手を握って懸命に励まし、付き添った。
そのかいあって、加藤は目を覚まし、涙を流して喜ぶ米澤。夢の中で祖父に「友だちできたよ」と報告する加藤の笑顔は胸を打った。
放送前に行われた制作会見では、登場人物の中での“推しキャラ”についての質問で、藤原は井之脇演じる加藤を指名。「ここぞというところでチームを引っ張ってくれるので。あとは、知識量もすごいという役柄でもあるので、みんなとは違うせりふのしゃべり方だったり、そのあたりはぜひ注目していただけたら」とコメント。
対して、井之脇は「僕は米ちゃんです」と“相思相愛”なことが判明。「僕自身がユーモアみたいなところが分からなかったりして、やっぱり米ちゃんのキャラクターって明るくて、みんなを和ませて、ちょっと茶目っ気があって。ああいう人がいてくれたら助かるよなっと思いますし、何より丈一郎くんが演じることで、すごくチャーミングになっています。現場で僕の心の癒しです」とのこと。そして藤原と井之脇の仲の良さに主演の山田が「めっちゃ好きやん」とツッコむと、藤原が「ニコイチなんで」とも返す場面もあった。
そんな2人が過酷な状況下で育んだ友情が改めてよく分かった。タイトルがTwitterのトレンド入りするなか、SNSには「つきっきりで声をかけ続ける米ちゃんに、涙止まらなかった」「米ちゃん、よかったね」「米ちゃんと加藤さんのシーンが微笑ましくてほっとするからもっと観たい」「ずっと2人一緒にいてね」など、“ニコイチ”な2人への反響も多く寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
東京ニュース通信社
発売日: 2023/04/21