トークをブロックされた?それとも事故に遭った?麻紀の妄想が止まらない…
麻紀が後悔の念に苛まれている中、蒼太は以前働いていた会社の上司・沙織と久しぶりの再会を果たしていた。蒼太が「お久しぶりです」と言うと、うれしそうにほほ笑んで突然蒼太にハグをする沙織。蒼太もまんざらではない表情で受け止め、その後二人は仲むつまじい様子でいろいろな店を巡るのだった――。
一方麻紀は、自宅で一人トンカツを揚げていた。するとそこへ突然蒼太が現れ、麻紀は「あの、蒼太くん…昨日はごめんね」と告げる。その言葉を聞いた蒼太は麻紀にほほ笑んで「全然気にしてないよ」と返答。そして二人は抱きしめ合って無事に仲直りするのだが…。
実は全て麻紀の妄想。実際には蒼太が麻紀の前に現れることもなく、ふと我に返った麻紀は「なんとまぁ、ずいぶんと都合の良い妄想を…」と心の中で呟き、一人で黙々とトンカツを揚げるのだった。
翌朝になっても蒼太からの返信はきておらず、つい妄想が膨らんでいく麻紀。謝罪メールを見た蒼太が「めんどくせ」と言って麻紀のトークをブロックしている様子や、バイクに乗っている蒼太が事故に遭ってしまう様子など、“返信がこない理由”をいろいろとを思い浮かべてしまう。
そして不安になった麻紀は、スタンプをプレゼントしてブロックされていないことを確認したり、ネットで「バイク事故 25歳 男性」と検索してニュースになっていないか確認をする。さらに、居ても立っても居られなくなった麻紀は、ベランダから蒼太の部屋をのぞき込もうとする始末…。蒼太から2日間も連絡がこないことで、完全に冷静さを失っている様子だった。
篠原を看病する中で突然の告白…
終始スマホを握りしめて、気が気じゃない様子の麻紀だったが、そんな中篠原の娘・ひより(長谷川晏)から連絡が入り、“篠原が体調を崩して寝込んでいる”ということを知る。
そして麻紀はすぐに篠原の家へ行き、おかゆを作るなどして看病をするのだが、麻紀に迷惑をかけてしまっていることを申し訳なく思う篠原は“熱が下がった”と発言。しかしすぐにうそであることを見破った麻紀は、篠原に「なんでうそつくんですか。篠原さんには本当に感謝してるんです。困った時はお互い様です。私に遠慮しないでください」と伝えるのだった。
すると篠原は、麻紀の目をまっすぐ見ながら突然「好きだ」と言い放つ。あまりに急すぎる告白に、思わず固まってしまう麻紀…。蒼太とギクシャクした関係が続く中で、一体麻紀は篠原にどのような返事をするのだろうか。
◆文=ザテレビジョンドラマ部