「ひよっこ」出演アイドル、“涙”流し勝ち取ったオーディション秘話語る
「『ひよっこ』オーディションの自己PRのときに、社会人を辞めて、芸能界で頑張りたいけど、なかなかうまくいかないこともあって…っていうことを津軽弁で話していたら、涙がポロポロと出てきちゃって…。すると、スタッフの方が『あの子の涙は本物だと思う』って言ってくださって、出演することができたんです。朝の4時に起きてスタジオに6時半入りとか、撮影が深夜12時を超えるときもあって、そういう面では本当につらいこともありました。だけど、国民的なドラマの現場の雰囲気、作り方はすごく勉強になりました。地方から上京して工場で働く20数名いるメンバーの一人だったので、もちろんセリフこそたくさんはなかったけど、例えば『この上司が話していることはいつも言っていることなのか?それとも今はじめて言われたことなのか?』とかを自分で考えながら演技をしていました」
また、ドラマに出演したことで演技の勉強や現場の雰囲気をつかむ以外にもうれしい出来事があったそう。
「工場で働くメンバーはみんな地方からやってきた設定なんで、楽屋でも私は津軽弁だし、ほかのみんなも方言で話すんです。すると、標準語で話すよりも“壁”がないというか、共演者のみんなとすごく仲良くなれました! そのことも宝物ですね」
「演技に関してはまだまだだと思いますが、どんどんオーディションを受けていろんな役にチャレンジしたい!」と瞳を輝かせる一方で、全く違う彼女の表情が見られると話題なのが、 J:COMチャンネルで放送中のバラエティ「ねづっちぃ散歩X」だ。謎かけ芸人として知られるねづっちと街ぶらロケをする番組だが、「ほんとに難しい!」と頭を抱える。
「ねづっちさんは優しいんで上手に話を振ってくださるし、好きに発言していいんだよって言ってくださるんですけど、それになかなかうまく応えられなくて…う~んって、収録後はいつも落ち込んでます(笑)。だけど、この番組をきっかけにTwitterをフォローしてくださったり、ファンになってくださったりした方もいてすごくありがたかったんで、自分なりに勉強して、努力していきたいです。どうか、長い目で見てください!」
ドラマへの出演やバラエティでの活躍など、ソロ活動も大いに目立つれなてん。しかし「大事なものは常にノンシュガー!」なのだとか。最後に大いなる夢を語ってくれた。
「今の私の活動がきっかけでノンシュガーをもっとたくさんの人に知ってもらえれば、これほど嬉しいことはないです。学校の都合で仕事を休まなくちゃいけないメンバーの分まで頑張ったり、20歳以上という制約のあるオーディションへ率先して私が参加したり、ノンシュガーを代表してと言えば大げさかもしれませんが、それぐらいの気持ちで臨んでます。グループの一番の目標である武道館ライブを目指してこれからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」