俳優の山田裕貴が、6月12日に都内で開催された映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編ー決戦ー」のクライマックスプレミアイベントに登場。共演の北村匠海、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、永山絢斗、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮、メガホンをとった英勉監督と共に作品への思いを語った。
早く見てもらえたらうれしい
同映画は和久井健の漫画「東京卍リベンジャーズ」の実写化作品。原作でも屈指の人気を誇り、「最も泣ける」と絶大な支持を集めるエピソード「血のハロウィン編」を、公開中の前編「ー運命ー」と6月30日(金)に公開される後編「ー決戦ー」の二部作で描く。
“東リベ2”後編「ー決戦ー」の公開を控え、ドラケン役の山田は「やっぱり1を超えないと2がある意味がないと思うので。前編を見て後編を見たら、ようやくこれで映画の東京リベンジャーズの全てに触れられたんだなと思ってもらっても過言ではないなと。それくらい最後だと思いながら、魂を燃やしていたと思うので、早く見てもらえたらうれしいです」とアピール。
また、「今作を試写で見て男泣きした」という声も上がっていると聞き、山田は「熱いのってやっぱりいいですよね。誰かのために…とか。今の世の中がどんなものなのかは知らないですけど、誰かのために生きている人ってどれくらいいるんだろうと。そういうものをこの映画から感じてもらって、それが届いているんだなって思うだけでやった甲斐があるし、僕もうれし泣きです」と感慨深い表情を浮かべた。
みんないろんな階段を乗り越えて来た
北村、山田をはじめ豪華キャストが集結した今作。あらためて、山田は「“今をときめく”みたいな人たちがただ集められているわけじゃなくて、みんなここに来るまでにいろんな作品をやって、いろんな階段を乗り越えて来たと思うんですよ。『やっと俺らの順番が回ってきた』っていうか、『俺らがいくんだ！』っていう俳優たちがめっちゃそろっていて。だから熱いものにしようと。そういう思いもあると思うんですよね、きっと」と、それぞれが熱量たっぷりに作品に挑んだことを明かす。
続けて「だからこのみんなでやれて本当に良かったし、ここに立てていない人もいろんな思いがあると思うし。それはスタッフさんとかここに立っていないキャストもそうで。ここに来るまでにみんながどれだけ頑張ってきたか、と。それで今いろんな作品に出られているみんなが集まっていい物を作ろうぜ！って、マジでやったんで。マジでよろしくお願いします、って感じですね」と熱い思いを吐露すると、北村は「熱っつ～」とおどけ、吉沢も「サウナかと思った」とイジっていた。
◆取材・文・撮影＝ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)
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