町田啓太“加賀美”「こころ、今から殺しに行っていい?」
一命を取り留め病院から抜け出した加賀美がこころに電話。「こころ、今から殺しに行っていい?」、そう言う加賀美に戸惑いながらも、こころは実家に加賀美を招く。無邪気にごちそうを食べながら、まつりや世々塚を吸血鬼だから殺したとあっさり語る加賀美を見て、虎松は激怒。両親を殺した吸血鬼を恨む加賀美の気持ちに変化はない。
そこに梅ばあが現れ、今まで隠してきた真実を話し出した。加賀美の両親が亡くなったのは、加賀美がつんできたすずらんの花が原因。すずらんには猛毒があり、それを両親が紅茶に煎じて飲んでしまったというのだ。両親を殺したのが自分だと初めて知った加賀美は、現実を受け止めきれずその場から走り出した。
家の裏にある森に逃げ込んだ加賀美を追いかけたこころは、自分自身にアイスピックをむけている加賀美を見つけた。自首を勧めるこころに馬乗りになった加賀美が、2人の結婚式の日に計画が狂ったと話し出す。こころとの日々を思い出し涙を流す加賀美だったが、虎松が銃を持ってやってくると一変。こころを殺そうとすれば銃殺してもらえると思ったのか、加賀美がこころにアイスピックを振り下ろそうとすると、森に銃声が響いた。
町田啓太“加賀美”が吸血鬼を恨んだ裏に隠された真実に涙が止まらない
加賀美は逮捕され、こころたちに日常が戻り、それぞれが笑顔を取り戻す。こころと虎松は互いの愛を再確認し、これからの愛を誓う口づけを交わした。すると、突然1カ月前のテロップが。居酒屋“どんぞこ”で、こころと虎松の結婚祝いの動画を撮影しており、誰もまだ殺されてなく集合した14人が笑顔を見せるシーンで、ドラマは完結した。
加賀美が吸血鬼を恨み、殺人鬼となってしまった原因に涙が止まらない。「自分が両親を殺したって悲しすぎる」「コロ介をこんなに美しく、悲しい存在に演じてくれてありがとう」「吸血鬼は憎くてもかがみはやっぱりこころのこと好きだったんだな…」などの声や、虎松とこころの揺るがない愛、楽しいエンディングの話題でTwitterが盛り上がり、最終話も世界・日本ともにトレンド入りを果たした。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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発売日: 2023/10/11