和久井映見「心して臨まなければ…と思いながら」
――「どうする家康」出演にあたっての思いをお聞かせください。
スタートからここまで、皆さまが紡ぎ積み重ねられてきたたくさんの時間と場面。私もそこに、心して臨まなければ…と思いながらおります。
――演じる人物の印象を教えてください。
これまでたくさんの方が演じられてきた寧々様。戦国の世、秀吉ともきちんと会話、やりとりのできる女性、というイメージを持っていました。私はどんなふうに演じ、存在できるのか。今から緊張しております。
――前回の戦国大河ご出演作「功名が辻」(2006年)で印象に残っていることはありますか?
信長役に舘ひろしさん、光秀役に坂東三津五郎さん、ご縁をいただいた関係者の皆さま。ご一緒させていただいた場面、言葉のやりとり、佇まい、セットでの空気感、そして本能寺の変。緊張感、なごやかさ。たくさんの記憶があり、今も私の心の中に大切にあります。
和久井映見「ご縁をいただいた事のある方がたくさん出演されている」
――古沢良太さんの作品の印象はいかがですか。
古沢さんの作品にはいつも、登場人物の言葉にハッとしたり考えさせられたり、印象的な言葉が必ずあって。「どうする家康」でも、時代背景やそれぞれの置かれた立場、誰かへの思いがあり、そしてそれは現代を生きる私達にも通じる事、言葉がきっとたくさん…ですね、と思いながらおります。
――ここまでの「どうする家康」をご覧になった感想をお聞かせください。
これまでご縁をいただいた事のある方がたくさん出演されているぞ…と拝見しておりました。ですので(お声をかけていただいて、)今とても緊張しております。
――夫・秀吉役のムロツヨシさんとの共演についていかがですか?
ムロさんとご一緒の場面、どんなふうになるのか、緊張しつつ、楽しみにしております。そしてこれまでご縁をいただいてきた方、初めてご一緒させていただく方との時間も、とてもとても楽しみにしております。