コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、とまぱんさんの漫画「疲れてるときは動かない方がいいの歌」。
作者であるとまぱんさんが6月12日にTwitterに本作を投稿したところ、1.9万件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではとまぱんさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
育児や日常の疲れからくるうっかりをネタ調に漫画化
漫画「疲れてるときは動かない方がいいの歌」は、お笑いのネタ調のかけ声で始まる。「疲れてるときは～ 疲れてるときは～ 動かない方がいい～ なぜなら～」の後にネタが続いていく。本作のネタは、毎日の仕事や家事・育児に疲れすぎた人たちが実際に「やらかした」失敗を見ることができる。
とまぱんさんがTwitterで作品を公開したところ、多くの共感が寄せられた。コメントには「疲れってこわい！」「私だけじゃないんだなって安心しました」「コメント欄みんな疲れている…」などの声が寄せられたほか、多くの笑える失敗談が寄せられている。
「日常は客観的に見ると面白いことだらけ」作者・とまぱんさんが日常漫画を描く理由
――「疲れてるときは動かない方がいいの歌」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
育児や生活をしている上で、疲れてるけどやらなくちゃいけないことが沢山出てきます。
疲れてるけど、栄養のあるご飯を作らなきゃ。疲れてるけど洗濯物回さなきゃなどなど。
ある日、疲れていたためお味噌汁を作るのを諦めインスタントにすることにしました。電気ポットでお湯を沸かしてお椀にお湯を注ぎ、まだ少しお湯が入っている状態の電気ポットを誤って娘の手の届く場所に置いてしまいました。いつもだったらそんなところに置かなかったのですが、その時は疲れていてついうっかり置いてしまいました。そのせいで軽症ではありましたが娘に火傷を負わせてしまい、その時に疲れてるときは無理して動かない方がいいな、と思いました。その他にも疲れてる時は数々の失敗をしてきたのでこの歌を作りました。
――「疲れてるときは動かない方がいいの歌」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
失敗をしているにも関わらず、ドヤ顔で歌っているところを見てほしいです。また、ラッパーを参考にしたポーズも見ていただけると嬉しいです。
――「疲れてるときは動かない方がいいの歌」の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
フォロワーさんの体験談を読んだ瞬間私も笑ってしまったのですが、やはり電気ケトルを燃やしてしまったシーンでしょうか。数々の失敗をしてきた私でも電気ケトルを燃やした経験はまだなく、衝撃でした（笑）でもコメント欄を見ると燃やしてる人が結構いて、みんな疲れてるなと思いました。
――「疲れてるときは動かない方がいいの歌」や「夫が知らない家事リスト」の挿絵など、日常に関するイラストや作品を多く描いていらっしゃいますが、理由があればお教えください。
日常は客観的に見ると面白いことだらけだったりするのでそこを切り取っています。ふと笑って肩の力が抜けてくれたら嬉しいなと思いながら描いています。
――今後の展望や目標をお教えください。
「疲れてるときは動かない方がいいの歌」のメロディーを制作中なので、出来次第アップできたらと思います。また、書籍化や書籍の挿絵などのお仕事ができるよう頑張りたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
インスタやTwitterのDMでもし体験談がありましたらお寄せください。歌にして供養します。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
