岡田麿里監督最新作「アリスとテレスのまぼろし工場」について主題歌アーティストと楽曲タイトルが解禁。初のアニメーション映画書き下ろしとなる中島みゆきによる「心音(しんおん)」に決定した。
岡田麿里 監督最新作「アリスとテレスのまぼろし工場」
岡田監督は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などアニメファンだけでなくアニメに馴染みのない人たちの心も掴む脚本家であり、監督デビュー作となった「さよならの朝に約束の花をかざろう」で国内外から高い評価を得ている。2作目となる監督最新作で、数々のヒット作を手がけるスタジオMAPPA初のオリジナル劇場アニメーション作品となる「アリスとテレスのまぼろし工場」が、ワーナー・ブラザース映画とMAPPAの共同配給で、9月15日(金)から全国公開する。
同作は、突然起こった製鉄所の爆発事故により全ての出口を失い、時まで止まってしまった町で暮らす中学三年生の正宗がいつか元に戻れるように、住人たちは変化を禁じられ鬱屈した日々を過ごす中、謎めいた同級生の睦実に導かれ、製鉄所の第五高炉へと足を踏み入れる。そこにいたのは喋ることのできない、野生の狼のような少女。2人の少女と正宗との出会いが世界の均衡を崩していき、日常に飽きた少年少女たちの、止められない＜恋する衝動＞が世界を壊し始める、という岡田によるオリジナルストーリーとなっている。
中島みゆき初のアニメーション映画書き下ろし楽曲
「空と君のあいだに」や「地上の星」など数々の名曲で人々の心を動かし続ける日本が誇るシンガーソングライターである中島みゆき。そんな中島が今回、初めてアニメ―ション映画への楽曲提供を行った。主題歌のタイトルは「心音(しんおん)」に決定した。
2022年の秋、自身の44作目となるオリジナルアルバム「世界が違ってみえる日」のCDジャケットの撮影をしている頃、中島の楽曲を普段から愛聴していた岡田から主題歌の依頼が届いたという。それを受けて中島が楽曲制作を決めるに至ったのは、岡田の台本だった。中島は「届いた台本をおそるおそる読み始め、最後まで読み終わらないうちに、どっぷり、岡田麿里様のしもべとなっておりました。岡田麿里様は、中島の絶大なる『推し』です！」と、そこに描かれていた物語に強く心動かされ本作への参加を決意したという。
公開日：9月15日(金)全国公開
コピーライト：(c)新見伏製鐵保存会
配給：ワーナー・ブラザース映画 MAPPA
