窪塚愛流・蒔田彩珠W主演で「ハピネス」の映画化が決定 余命宣告を受けた女子高生のラブストーリーを描く
原作者・嶽本野ばら コメント「引退しようと思っていた」
この作品を書き終えた時、引退しようと思っていました。それほどまでに読者に届けたい全てを込めることが出来たからです。
2006 年に出版した小さな物語が何故、あと少しで 20 年を経ようとする今、映画として求められたのか…。作品が作者の手を離れて読む人、一人一人の特別な記憶として所持されるように、映画版もまた観る人、一緒に観た者同士の、かけがえのない記憶になればどれだけ光栄なことか。
最後に一言。大好きな作品です! 貴方もこれを“ハピネス”なラブストーリーとして抱え持ってくださることを期待して!
監督・篠原哲雄 コメント「ネタバレしてはいけない作品」
「ハピネス」はネタバレをしてはならない作品である。17 歳の人生に起きてしまう運命的な出来事。寄り添う家族や友人がそれをどう受け止め、懸命に振舞うか?その自然で人間的な営みを日常の出来事として丁寧に掬って描いていくこと。これらを演出の命題として取り組んだ。もう一つ、人には大切にしている特別なものがそれぞれある。夢を果たすために後悔なく行動すること。
窪塚愛流、蒔田彩珠の一見贅沢な振る舞いが実は慎ましさに満ちている。その切実さこそが「ハピネス」の根幹なんだと思う。
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