高橋努コメント「『どうする家康』の世界に入れることがうれしく光栄です」
――演じる人物の印象はいかがですか?
嶋左近、まずは謎多き人物という印象です。武将として有名でカリスマ性もある人物なので、どこかキレのある芝居が出来ればと思ってます。松本潤さんとは長年お酒を酌み交わしてきた仲ですが、初共演で、さらに「どうする家康」の世界に入れることがうれしく光栄です。
――これまでご出演になった大河ドラマの現場で、印象に残っていることはございますか。
「西郷どん」(2018年)の際、ロケで初めて奄美大島に行けたこと、そして島人のことばの難しさ(字幕が出ていた)、全身の日焼けメイクを落とす大変さが印象に残ってます(笑)。
高橋努「(石田三成を演じる中村七之助さんとは)違った雰囲気が出せればいいかと」
――これまで度々“古沢作品”に出演されていますが、「どうする家康」に関して楽しみにされていることがあれば教えてください。
古沢作品は映画で2作品出演しました。一つはチンピラ、もう一つは池田恒興という武将で、どちらもコメディータッチで描かれた役でした(私がそう演じただけかもしれませんが)。今回はト書きに「寡黙な」と書かれていたので、古沢さんが考える寡黙をどう表現できるかがキーの一つのような気がしています。
――あるじである三成役の中村七之助さんとのシーンが多くなるかと思いますが、楽しみにされていることがあれば教えてください。
中村七之助さんはやはり立ち姿、佇まいが確実に良いはずなので、私は違った雰囲気が出せればいいかと。三成への忠誠心や三成との仲がどういうものであったか、一緒に作っていけたらいいなと思います。