アイドルグループ・#ババババンビが8月6日、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2023」(8月4~6日、お台場・青海周辺エリア)のメインステージとなるHOT STAGEに出演。その中で、グループ初の日本武道館ワンマンライブ開催を発表した。
「馬鹿騒ぎ日本一」を目指す#ババババンビは、岸みゆ、水湊みお、小鳥遊るい、近藤沙瑛子、宇咲の5人組。2020年3月にデビューライブが新型コロナウイルスの影響で中止となったことをはじめ、“日本一不幸なアイドル”と呼ばれるほど、さまざまな苦難に襲われてきた。しかし、2022年の「TIFアイドル総選挙」で初代1位を獲得、さらに2023年にはキングレコードからのメジャーデビュー決定を発表した。
大きな決断を発表
この日、「TIF2023」では3ステージ目、メイン会場でのステージが最後となる#ババババンビ。そこでサプライズ発表を用意していた。初のオリジナル楽曲となる「ばばばばんびずむ~!」から配信第二弾となった「ハナビガタリ」まで全6曲をパフォーマンスした。
そして、エンディングで水湊が「大きな決断を発表させていただきます」と切り出すと、大型画面には「運勢グラフ」として#ババババンビの軌跡映像が流された。そして、2024年3月14日(木)に「最初で最後の日本武道館ワンマンライブ」の開催が決定したことが明かされた。
岸は「ついに#ババババンビ、3月14日の日本武道館に向かうことになりました。こんなにちっぽけで、胸を張って日本武道館に立てるほど立派なアイドルと言い切れる自信はありません。来年3月14日までの7カ月間、日本武道館に見合うアイドルになれるよう精いっぱい頑張ります」と決意表明。
「どうか私たち#ババババンビにあなたの一日をください。よろしくお願いいたします」と来場を呼び掛けた。「最初で最後」の理由は語られなかったが、詳細は今後発表されていく。日本武道館ワンライブ開催発表が始まると、TIFの会場には大粒の雨が。またも“日本一不幸なアイドル”なのかと思われたが、デビューからの#ババババンビを振り返ると、これもまたドラマチックな演出となったようだ。
相次いで中止となり“日本一不幸なアイドル”と呼ばれる
#ババババンビは、2020年3月に予定していたデビューライブが新型コロナウイルスの影響で中止となり、7月にライブ活動を開始するもほぼ無観客ライブがメインに。
2021年の「TIF」は初の有観客ライブに臨むはずだったが、初日が台風でイベント中止。翌日は、フェス自体開催となるも、#ババババンビは開始10分前に突然の雷雨警報によって出演予定の野外ステージが中止となった。
そんな苦難を経験していく中で“日本一不幸なアイドル”とキャッチフレーズがつけられる。
しかし、2022年にグループ初の冠番組「#ヤバババンビ」がParavi(現U-NEXT)が始動。さらに、「TIFアイドル総選挙」で初代1位を獲得するなど、大きく飛躍する。
そして、2023年。東京ドームシティホールで開催したワンマンライブはチケット完売。同ライブでキングレコードからのメジャーデビューを発表していた。