松本潤が主演を務める現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第31回「史上最大の決戦」が、8月13日に放送された。今回の放送で、“徳川を窮地に追い込んだ鬼武蔵”森長可役で城田優が出演することが分かった。
古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。
繊細なお芝居に重きをおきました
――演じる森長可の印象はいかがですか?
長可は破天荒な逸話をいくつももつ武将の一人ですが、本編ではあまり分かりやすくこの側面を表現することはせず、虎視眈々と天下を取ろうとする心の動きや、繊細なお芝居に重きをおきました。
――14年ぶりの大河出演となりますが、「天地人」(2009年)ご出演で印象に残っていることはありますか?
「天地人」は僕にとって初めての時代劇で、所作や殺陣など、とにかく教わることだらけでした。当時は自分の容姿で侍を演じることはあり得ないだろうと思っていたので、お話をいただいた時は本当に本当に光栄でした。
佐藤隆太さんとも14年ぶりの共演で、感慨深い時間
――古沢作品には、映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」(2022年)にもご出演されています。古沢さんの脚本の魅力はいかがですか。
あくまで個人的な感覚ですが、古沢さんの脚本には余白があり、もちろんキャラクターを想像させる細やかな描写も魅力の一つですが、時に抽象的に描かれている役を自分なりに解釈し、息を吹き込んでいく作業はとても有意義です。
――大河ドラマ「どうする家康」の撮影に参加されていかがですか。
撮影初日に緊張のあまり、たった2行のさほど難しくないせりふを何度もかんでしまい、スタッフ、キャストの皆様には本当にご迷惑をおかけしました…。そんな中、佐藤隆太さん、ムロツヨシさんをはじめ、本当に優しい皆さんがたくさんフォローして下さり、感謝してもしきれません。また佐藤隆太さんとも14年ぶりの共演で、感慨深い時間でした。