梶原善「若い元気な子で才能がある俳優」出会う前の中村倫也について語る<ハヤブサ消防団>
![梶原善も「ハヤブサ消防団」で主演を務める中村倫也を絶賛](https://thetv.jp/i/nw/1155007/12157627.jpg?w=1284)
中村倫也が主演を務める「ハヤブサ消防団」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第8話が9月7日(木)に放送される。その放送に先駆け、同ドラマでハヤブサ消防団の副分団長であり、役場の土木課勤務の森野洋輔を演じる梶原善からコメントが到着した。
「ハヤブサ消防団」とはどんなストーリー?
同ドラマは山あいの小さな集落を舞台に描かれるホラーミステリー。中村は、池井戸潤が自身を投影した主人公のミステリ作家・三馬太郎を演じる。
物語は、スランプ気味の太郎が亡き父の故郷、ハヤブサ地区に移住するところから幕を開け、穏やかな田舎暮らしを手に入れたはずの太郎が、地元の消防団に加入したことを機に、連続放火騒動や住民の不審死などの怪事件に次々遭遇。
田舎町という小さな異世界を舞台に、予測不能なストーリーが怒涛(どとう)のように展開されていく。
憧れのシチュエーションが詰まった「ハヤブサ消防団」
――出演が決まった時の気持ちを教えてください。
小さな村や商店街など地域の人間関係の物語って、僕が子どもの頃はすごくたくさんあったんです。
商店街で隣のおやじが何かすれば、ちょっとした居酒屋に、みんなで集まり、「あぁでもないこうでもない」とうわさ話をするというお決まりのドラマを見て育っていたので、そういうシチュエーションが多いドラマを必然的に好きになっていました。
そういう昔ながらのドラマが少なくなっている現代で、「ハヤブサ消防団」は昔ながらのドラマ、そのものだったんです。台本を読んだ時に、自分が憧れていたシチュエーションが詰まったドラマに出られるんだと実感できて、とてもうれしかったですし、声を掛けていただけて本当に光栄でした。
――岡部たかしさんや橋本じゅんさんが信頼できるキャストの皆さんと共演できてうれしいとおっしゃっていましたが、梶原さんも同じ気持ちですか?
50代であり、人生の後半を生きるメンバーでお芝居をできることは本当にうれしいです。舞台経験が多いメンバーですし、面白いのは岡部さんと満島(真之介)くん以外は全員、「劇団新感線」に出ているので、以心伝心ができる仲が集結した感じです。
当たり前のように交差しているので、例えば、あるテーマを話し始めると、どんなテーマに対しても、みんな精通しているので、「え?それなんですか?」という質問もなく、話がどんどん進んでいくんです。
全員が全員を知っている、全員が同じ話題を知っているってなかなかないんです。いくら昔ながらのシチュエーションが詰まったドラマだからと言って、ここまで以心伝心ができる仲の人たちが集まる現場は未だかつてなかったんじゃないかな。
倫也くんに関しては、彼が20代前半の頃から知っていましたし、そういう意味では演劇仲間が出そろったという感じです。よくもまぁ、テレビ朝日さんもこのメンバーを許したなと(笑)。
――情報解禁時に皆さんの名前を見て、本当に豪華なメンバーが集結したなと思いました。
うれしいです。考え方はそれぞれですが、少しでも「豪華だな」と思ってくださった方がいるのであれば幸せなことですし、頑張れます。
![梶原善](https://thetv.jp/i/nw/1155007/12157628.jpg?w=1284)