新堂一葉役/板谷由夏コメント
――板谷さん演じる一葉の役どころを教えてください。
一葉は新堂家の母で、亡くなった娘・梨里杏が自殺といわれたことに納得がいかず、「娘が自殺なんてするはずない」という信念でその死の理由を探っていく役どころです。家族の中心にいて、母として真ん中でみんなを引っ張っていく、そういうお母さんです。
――板谷さんは今回ドラマ初主演ですが、意気込みを教えてください。
…大丈夫でしょうかね(笑)?まさか自分が主演の話をいただけるなんて思ってもいなかったので、正直もう「やるしかない」「頑張ろう」を常に繰り返し言っています(笑)。
――見どころ、注目して見てほしいポイントを教えてください。
“復讐劇”と聞くと、一人でなんとかやり通そうとするものが多い印象ですが、今回は、家族の力を合わせてみんなで愛する娘のために動いていきます。それぞれの持ち場があって、それぞれの役割で復讐を進めていくところが一番の見どころなんじゃないかなと思います。
――新堂家の面々(夫・航輔、弟・優磨、長女・沙奈、次女・梨里杏)は、この段階ではまだキャスト未発表ですが、板谷さんが今感じている印象はいかがですか?(※インタビュー時、初顔合わせ後)
すでに最高!これまで、皆さんの顔を思い浮かべながら台本を読んでいたのですが、実際に会うと、ちゃんと家族になれる感じがしました。空気感や持っているモチベーションも似ている気がしましたし、仲が良く団結している、しっかりタッグを組める家族になれるんじゃないかなと思いました。
――物語の中で、板谷さん演じる一葉は家政婦になりすまして早乙女家に潜入します。板谷さんがなりすましてみたい職業はありますか?
私たちの仕事自体、いろいろな人になりすます仕事なので、そういう意味では個人的に「何かになりすましたい」というものはあまりないですが…「やってみたい」という意味でいうと、芸妓さん!
自分の芸を磨いて突き詰めていく姿がかっこいいですし、全然知らない文化に触れてみたいなと、京都で芸妓さんに会うたびに思いますね。…でも、今もし芸妓さんに近い役のオファーがきたとしても、きっとお茶屋の厳しいおかみさんの役とかだと思うので、もっと若い時にやりたかった(笑)!
――視聴者へメッセージをお願いします。
家族で動くお話なので、感情移入できる役が何人も出てくると思います。視聴者の皆さんも新堂家の家族の一員として、一緒に物事を動かすということができると、このドラマはますます面白いのかなと思うので、皆さんにもこの復讐劇に巻き込まれていただきたいです!
福田浩之プロデューサーコメント
娘を理不尽な死で亡くした母の、喪失感から生まれる復讐の物語です。実際に母親である主演の板谷さんにとっては正直大変つらい役だと思いますが、だからこそ板谷さんにお願いし、それを引き受けていただいた覚悟には感謝しかありません。
皆さまにも、板谷さん、そして新堂家の覚悟を何卒見届けていただければ幸いです。個人的には、18年前に「運命じゃない人」という映画を見て一目ぼれをしたお方に、18年後に自分のドラマの主演をお願いできるなんて、運命としか思えません。
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