7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTとエグゼクティブプロデューサーのSKY-HIが、9月10日、都内で行われたライブドキュメンタリー映画「BE:the ONE」の大ヒット御礼イベントに登壇。本作の感想や第2弾に向けての可能性について語った。
同作はグループ初の全国ツアー「BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023」のライブパフォーマンスや、原点となったオーディション番組「THE FIRST」、各メンバーのインタビュー、ライブ裏側の様子などが映し出されている作品。また、韓国で撮影された「Message -Acoustic Ver.-」のスペシャルパフォーマンスも収められている。
SKY-HI「素晴らしい作品になった」
BE:FIRSTとSKY-HIが登壇すると、会場からは大きな拍手と歓声が送られた。順番にあいさつをする中、SKY-HIは「緊張してます」と明かし「なかなかこの状態で登壇というのはないので、フレッシュな状況ですね。デビュー発表くらいじゃない?」とコメント。それを聞いたRYOKIは「そうやって言われたらこっちが緊張してくる」と笑い、LEOも「確かに」と頷いた。
SKY-HIは、本作を見た感想を「素晴らしい作品になったなと思っております」と語り、「芸能の時代の変化というか、今までは裏ではつらく苦しい時間をひたすらに耐えて、表ではそれを感じさせないように笑顔でキラキラと輝くというものが当たり前の時代が続いていたと思うんですけど、やっぱり裏側から楽しくないと本当の意味で楽しくていいものはできないんじゃないかなとずっと思っていた」と告白。
続けて「自分もつらく苦しいことを耐えしのぐのが正しい、という芸能を生き抜いてきた人間だったので、裏側から本当に楽しくてステージの上でそれをチームワークとして発揮できるものが作れないかなと思っていました」と思いを口にする。
「それが作れているな、という感動をみんなに見てもらえるということ、BE:FIRSTを好きになってよかったなと思っていただける根拠を、皆さまにお見せできたと思っていて。それが数字までついてきたとなったら…これはもうしゃべっていて泣きそうです」と言葉にした。
第2弾があるとしたら「ホラー映画じゃないですかね」
第2弾があるとしたらどんなものにしたいかと聞かれると、RYOKIは「ホラー映画じゃないですかね」と回答。会場からは笑いが起こり、RYOKIは「SKY-HIさんがすごい形相の化け物みたいになって、7人がそれぞれの人生の中で逃げていくんだけど、絶対に逃げられなくて…」と説明。その後も熱弁を繰り広げたが、JUNONは「長くない?(笑)」とツッコんだ。
JUNONは「ドームツアーとかワールドツアーとかですかね」と答えたが「またはアクション映画とか…」と続け、会場の笑いを誘う。RYUHEIは「学校系がいいなって。(生徒が)7人だけで、先生がSKY-HIさん」と提案。SKY-HIは「こういうの冗談で言ってると本当にやりたくなってきちゃう」と笑い、「なんかやりたいね。真面目なものも、格好良いものも、楽しいものも、まだまだやる可能性があると思うので頑張りたいですね」と意気込んだ。
◆取材・文=山田果奈映
B-ME
発売日: 2023/06/28