
甘いマスクとツンデレ王子キャラで人気のチャン・グンソク。「グンちゃん」の愛称で日本でも高い人気と知名度を誇っている。ドラマや映画で見せる繊細な演技力、オリコンチャート1位を獲得する歌手としての表現力を持つ一方で、ファンのことを「ウナギ」と呼ぶお茶目な一面も。韓国と日本で幅広くマルチに活躍するチャン・グンソクの魅力を、改めて振り返ってみる。
多才なチャン・グンソクのデビューから日本で注目されるまで
今年36歳を迎えたチャン・グンソク。現在は俳優業や歌手活動と幅広く活躍している彼だが、芸能界デビューは5歳のときに務めた子ども服のカタログモデルだった。デビュー翌年には「全国ムクゲきれいな子ども選抜大会」にて大賞受賞をするなど、幼少期から現在までその美しさは変わらない。
そんな彼のテレビ番組デビューは、1997年にHBSシットコムで放送された「幸福も売ります」。この番組をきっかけに子役として活動の幅を広げることになり、彼の中性的なルックスも手伝ってスターへと成長を遂げることに。
彼が日本で注目されたのは、ちょうど日本に韓流ブームが来ている頃だった。2006年に出演した韓国ドラマ「ファン・ジニ」が韓国で大ヒットし、さらに同年の日本ホラー映画「着信アリ Final」にチャン・グンソクが出演したことがきっかけで、一気に日本国内でも知名度が上がったのだ。
主演代表作「美男ですね」でファンを虜に

チャン・グンソクの代表作といえば、韓国SBSにて2009年から放送されたテレビドラマ「美男ですね」が挙げられる。同作は2010年以降に日本や台湾でもリメイク版が放送され、大ヒット作となった。
バンドを軸に描いたラブコメディで、イ・ホンギやパク・シネら韓国のスター俳優も出演。チャン・グンソクはカリスマバンドのリーダー役を演じたが、そのリーダーが“上から目線のドSキャラ”で、彼のルックスと相まってどハマりの役と話題に。
またドラマの中では実際にチャン・グンソクが歌唱する場面があり、甘い歌声で視聴者を魅了した。同ドラマをきっかけに、多くの女性がチャン・グンソクに心を奪われたのは言うまでもない。そして彼はこの頃から、音楽分野でも才能を発揮することになる。