香港出身レイヤーがVTuber水着コスプレで魅了「後ろ姿でも分かるよう背面の装飾にこだわりました」<WF2023>
漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、いまや日本が誇る文化として海外でも広く親しまれているコスプレ。9月に実施された「東京ゲームショウ2023」に続き、「池袋ハロウィンコスプレフェス2023」(10月28日・29日、池袋東口エリアにて開催)や「東京コミコン2023」(12月8日~10日、幕張メッセにて開催)など、コスプレも楽しめる大型イベントは、10月以降も全国各地で続々と開催予定。いずれも盛り上がることが予想される。
WEBザテレビジョンでは、それらに先駆けて都内で行われた「ワンダーフェスティバル2023[夏]」(7月30日、千葉・幕張メッセ)に取材参加し、会場を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。
バーチャルYouTuberに扮するコスプレイヤーたちのこだわりとは?
バーチャルYouTuber(ホロライブ)・博衣こより/ありささん
色遣いやデザインがすごくかわいらしい衣装で、ビジュアルを見た瞬間、「コスプレをしたい!」と思って。3日間かけて自作で用意しました。特にこだわったのは尻尾や背面のデザインで、後ろ姿でもこのキャラクターだと分かってもらえるように、細かい所まで調整しました。実際にこうしてイベントに参加したところ、大勢のカメラマンさんに仕上がりを褒めてもらえたのでうれしいです!
バーチャルYouTuber(ホロライブ)・常闇トワ/かなたまさん
ウイッグそのものは、もともと紫とピンクの2色で構成されたものなんですけど、ツインテールの巻き具合を忠実に再現したくて。イラストや動画を見ながら、ちょうどいいバランスになるように調整しました。
バーチャルYouTuber(ホロライブ)・星街すいせい/うさみらびさん
自信に満ち溢れた強気な表情が特徴的なキャラクターなので、そうした雰囲気を再現できるようにアイメークにこだわりました。写真だと伝わりにくいかもしれませんが、ラメを入れてキラキラ感を出したところもこだわったポイントです。
「takt op.(タクトオーパス)」ダフニスとクロエ/さわこさん
特に力を入れたのは角と武器の造形です。もともと角を作るクリエーター活動をしている…ということもあり、ディテールや質感にはかなりこだわりました。針金で形を作った上から紙を貼り付けて着色、コーティングを施しています。武器のデザインは、いまのところゲームの戦闘シーンでしか確認できないため、ゲーム画面と睨めっこしながらバランスを忠実に再現しました。スチロールボードにフェルトを貼り付けたり、100均素材を使ったりして、軽量化やパーツのクオリティーにもこだわりました。
2024年2月11日には「ワンダーフェスティバル2024[冬]」も開催
2024年2月11日(日)には、同会場にて「ワンダーフェスティバル2024[冬]」も開催予定。はたしてその頃には、どのような漫画、アニメ、ゲームのコスプレに人気が集中するのか? 今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。
◆取材・文=ソムタム田井