瀬ヶ崎「お前、どうしたら俺だけのものになんの？」
瀬ヶ崎は「どうせ俺は優しくねぇし、話もちゃんと聞けねぇし。なあ、お前、どうしたら俺だけのものになんの？」と言って葉の耳元にキスをする。葉は「なんでこんな気持を向けられて今まで気づかずに居られたんだ。なにこれ、心臓痛い。息できない」と瀬ヶ崎の好意を感じ取り、葉から瀬ヶ崎にキスする。
「あんたとしかこんなことしたことねぇよ。それじゃダメかよ」と葉が言うと「違うな、ダメ。未来永劫、他の誰ともしないと誓え」と言う瀬ヶ崎。葉が「俺なんかのどこがいいの？」と尋ねると「内緒」と言って瀬ヶ崎は葉の指を舐める。
葉がおずおずと「好き…かも」と言う。瀬ヶ崎は葉のシャツのファスナーを下ろして胸元にキスするが、葉がクシャミすると「寒いんだろ、フロ沸かしてくる」と部屋を出ていこうとする。
「行かないで」と葉が引き止めると、瀬ヶ崎は「もう知らねぇから。ゆっくり時間かけて超鈍感なお前にも俺の気持ちがわかるようにしてやるよ。覚悟できてんだろ」と言って葉にキスするのだった。
ドSな俺様発言をすればするほど葉に振り回されて拗ねているように見える瀬ヶ崎がかわいく見えてきて萌えてしまった。
◆構成・文＝牧島史佳
下に続きます
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