天「俺、男が好きなんだ。だから女子とは付き合わない」
天が中学時代に同級生たちから、また女子からの告白を断ったことを言われ、熟女好きなのかと突っ込まれる。すると友だちは「俺は年上好きだけどなぁ」と言う。
2人だけの帰り道、「さっきはありがとう。助けてくれたのかなぁって」と天が言うと「お前あの手の話苦手だろ。いつも困った顔してるからさ」と友だちは天のほっぺを指でちょんと触る。
友だちの優しさに触れた天が「俺、男が好きなんだ。だから女子とは付き合わない」と言うと友だちは「マジ。ゲイってやつ?なにそれ、ウケる」と笑い出す。天はショックを隠して「そう。ウケるっしょ!」と笑うのだった。
天は湯船の縁に腕をかけて「俺ビビリだからさ、予防線張っておかないと。怖いんだ、傷つくの」と言う。龍司が「海堂さん…」と言いかけるが、「先出るね」と言って天は湯船を出て行くのだった。
天が同性を好きなことを茶化すようになるきっかけとなった中学時代のトラウマが辛くて胸が痛んだ。
◆構成・文=牧島史佳
下に続きます
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