「なつぞら」ではヒロインの友人“モモッチ”を好演
伊原は、大阪府立登美丘高校ダンス部キャプテンとして「日本高校ダンス部選手権」で披露したディスコメイクとボディコン姿のバブリーダンスが大きな注目を集め、「第68回NHK紅白歌合戦」(2017年)にも出場を果たした。
ドキュメンタリー番組で紹介されたのを機にその美貌も話題となり、高校卒業後は女優として活動を開始。「チア☆ダン」(2018年、TBS系)への出演や、主演作「明治東京恋伽」(2019年)などで活躍してきた。連続テレビ小説は「なつぞら」(2019年)でアニメーターの“モモッチ”こと森田桃代を演じて以来、今回が2作目の出演となる。
また、ドラマ「シコふんじゃった!」(2022年、ディズニープラス)では、大学相撲部の女子部員役を好演。ダンス仕込みの身体能力の高さで脚を大きくあげた見事な“四股”を披露し、総監督の周防正行氏が「自宅で編集が終わったものを見ていたのですが、横でずっと見ていた“同居人”の草刈民代が“伊原六花さんの四股が美しい”と言って、自分で、大きな鏡の前で四股を踏み始めたんです(笑)」とコメントしたことも。
「頑張る才能、いいな」共感集める
伊原がこの日の「ブギウギ」で見せたダンスは練習室でのごく短いシーンではあったが、音楽が鳴ったとたん表情を引き締め、伸びやかに踊る姿は十分にダンスの素養を感じさせるもの。不器用だが人一倍ダンスに強い思いを持つ秋山らしさにも説得力を与えるワンシーンとなった。
そんな秋山に、視聴者からも「秋山さんの『才能ないからやめろ』そういう意味なのか」「秋山さん、単なるキツい子かと思ったけど違いそう。頑張る才能、いいな」といった声が集まった。
また第12回では、自分の売りが何か悩むスズ子に対し同期の幸子(清水くるみ)が「(自分に)あるとしたら落ち込まん才能や」、父・梅吉(柳葉敏郎)が「才能もないのに書くんが偉いやろ。辞めたらそこで終わりや。続けるんが一番つらいんや」と語るなど、キャラクター達がそれぞれ“才能”の意味について語るセリフも登場。「才能にもいろいろあるよね」「リリーや秋山、お父ちゃんのいう才能の話、グッときた」といった声が上がるなど、視聴者の共感を集めた。
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