かわいらしい犬たちに癒される…「ハラスのいた日々」「ハチ公物語」「犬と私の10の約束」をBS松竹東急にて放送決定
BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)の放送枠「よる8銀座シネマ」(平日夜8時より放送)では、「犬の日特集」と題して11月1日(水)から3夜連続で、犬と人との心の繋がりをハートフルに描いた映画「ハラスのいた日々」「ハチ公物語」「犬と私の10の約束」の3作品を放送する。
子供のいない夫婦と愛犬ハラスの穏やかな日常を描いた感動作
そもそも「犬の日」とは、1987年にペットフード工業会(現:一般社団法人ペットフード協会)が、11月1日を“ワンワンワン”という犬の鳴き声になぞらえて定めた記念日のこと。犬に関する知識を深め、犬をかわいがることを目的にしているそう。BS松竹東急では、そんな「犬の日」を記念して、キュートで愛おしい犬たちが登場する映画を放送する。
11月1日(水)放送の「ハラスのいた日々」は、小説家・中野孝次による同名小説が原作で、「男はつらいよ」シリーズの山田洋次と朝間義隆が脚本を、「釣りバカ日誌」の栗山富夫が監督を務めた。
物語の始まりは昭和47年。ドイツ文学を教える大学教授の徳田健次(加藤剛)と妻の晶子(十朱幸代)夫婦が子犬のハラスをプレゼントされ、子供のいない夫婦とハラスとの愛にあふれた生活が始まる。途中、いくつもの事件を乗り越えながら、共に時を刻み年老いていく徳田夫婦とハラス。
本作ではハラスに訪れる“最後の日”も描かれており、ネット上では「数年前に亡くなった我が家の愛犬のことを思い出し、涙がとまりませんでした」「自分の犬にもこんな最後がくるのかと思うと胸がいっぱいになった…」「犬を飼っていた時の思い出や感情が色々と蘇った」など、自身の愛犬との生活や思い出と重ね、共感する声が多数寄せられている。
雨の日も雪の日も帰らぬ主人を待ち続けた忠犬ハチ公の物語
11月2日(木)放送の「ハチ公物語」は、渋谷の銅像でも知られる忠犬ハチの生涯を、実話に基づいて描いた作品だ。飼い主が亡くなってからも、渋谷の駅で主人を待ち続けたハチの姿が感動を呼び、1987年度の邦画配給収入1位の大ヒット作となった。
物語は、東京の大学教授・上野秀次郎(仲代達矢)の家に仔犬のハチがやってくるところから始まる。娘の千鶴子(石野真子)が森山(柳葉敏郎)の元へ嫁いだため、1人でハチの面倒を見ることになった秀次郎。いつしか、ハチはそんな秀次郎を渋谷の駅まで送迎するようになっていた。しかしある日、帰宅したハチが悲しげに鳴き始め…。
主演を務めた仲代は、秋田犬・ハチとの関係について、当時の舞台挨拶で「20日間泥だらけになって、ハチ公と遊んで、やっと慣れてきました。立ち上がっても横についてきたときは、嬉しかったですね」と明かした。実際に心を通わせ撮影に臨んだという仲代とハチの息のあった演技も、本作の見どころの1つとなっている。
SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)
松竹
発売日: 2011/10/17