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【漫画】素直になれない”両片想い”の幼なじみ2人、クラスメイトに隠れて送り合う“イチャイチャメール”に「胸キュンの天才」の声

2023/11/20 09:00

 両片想いの幼なじみがお互いをドキっとさせるために奮闘する青春ラブストーリー
両片想いの幼なじみがお互いをドキっとさせるために奮闘する青春ラブストーリー(C)堂本裕貴/小学館

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、陰キャ男子の主人公が、グループのみんなに内緒で人気者の美少女幼なじみと彼氏彼女ごっこをする話『陰キャ幼なじみが陽キャグループに混ざってみる話』をピックアップ。

作者である堂本裕貴さんが9月1日に本作をTwitterに投稿したところ反響を呼び、1.9万件を超える「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、堂本裕貴さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

陰キャ幼なじみの不意をついた返しに人気者の美少女悶絶、そんな2人に「尊すぎて困る」

陰キャ幼なじみが陽キャグループに混ざってみる話(1/9)
陰キャ幼なじみが陽キャグループに混ざってみる話(1/9)(C)堂本裕貴/小学館


”両片想い”の幼なじみである浅葱優希也(あさぎゆきや)と桜みく(さくらみく)。2人は幼いころに始めた交互に「愛してる」と言い合い、照れた方が負けるゲーム、通称「愛してるゲーム」を高校生になった今も続けている。意地を張り、中々決着がつかないため、相手をドキっとさせるためなら何をしても良いルールとなった。実はお互い惹かれ合っているものの、プライドをかけて相手にドキッとさせ、負けを認めさせようと試行錯誤する。

みくの提案で、学校で「秘密で付き合っている設定」の彼氏彼女ごっこを始めた2人。容姿端麗で人気者のみくといわゆる陰キャ男子のゆきやは、学校では違うグループに所属している。そんな中、みくのグループが買い出しに行くことになる。 少しでも長く一緒にいたいゆきやは、みくの誘いでグループに入れてもらうことに。陽のオーラが凄まじい彼らとうまくやっていけるか心配していたゆきやだが、「ねぎっち」と呼ばれ肩を組まれたり、今見ているアニメを聞いてきたりと友好的な様子に思ったより悪くない空気感だと思う。

みくは隙を見てゆきやと2人になり、話しかける。いつも通りな会話を交わしたあと、ゆきやは「前も行かないって言ったのに、そんなに俺と一緒にいたいのか…寂しがり屋だな」とからかう。みくは「今私はゆきやの彼女だから、一緒にいるのは当たり前でしょっ?」と答えた。少しやきもちを焼いたような顔を見せたみく。スマートフォンを取り出し、ゆきやに「みんなと仲良くやってるのは嬉しいけど、私が今彼女だってことは忘れないでね」とメールする。そんなみくの様子を見たゆきやの返しに、みくは言葉にならないほどドキドキしてしまっていた。

素直になれない両片想いの幼なじみがお互いをドキっとさせるために試行錯誤する青春ラブストーリーの本作。お互いの好きが溢れているのが伝わってくる様子に、「尊すぎて困る」「ひたすら尊いに埋没できる」「尊いの濁流に呑まれてる」など、読者からの“尊い”の声が止まらなくなっている。

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陰キャ幼なじみが陽キャグループに混ざってみる話(7/9)
陰キャ幼なじみが陽キャグループに混ざってみる話(7/9)(C)堂本裕貴/小学館


――「陰キャ幼なじみが陽キャグループに混ざってみる話」を創作したきっかけをお教えください。

こちらの作品はサンデーうぇぶりで連載させていただいてる『愛してるゲームを終わらせたい』の一部抜粋となっておりまして、複雑な流れがあってからのこの展開なので、端的に答えるのが非常に難しいです…(笑)。本編『愛してるゲームを終わらせたい』自体は、愛してるゲームを幼馴染みが何年も続けてこじらせてたら面白いな、とにかくイチャイチャ尊いやりとりを毎話描きたいな、という気持ちから始まりました。今回挙げていただいた回は、主人公の大きな一歩として描かせていただいてます。これまでの話を読んでいただいてこそ伝わってくるものが沢山あるので、ぜひ1話からお楽しみいただけたら嬉しいです。

――今回描写されているメールのような、ゆきやとみくのラブラブネタはどのようにして思いつくのでしょうか。

ゆきやとみくならこうなるだろうな、こうなったら可愛いしキュンとするよな、という妄想から生まれたり、担当さん含め周りの人の話とか、自分の経験、恋愛作品でキュンとした気持ちからだったり、色々です。とにかくゆきやとみくを我が子のように可愛がっているので、こうさせたいああさせたいというニマニマした気持ちが原動力になっています。

――今回反響の大きかった「陰キャ幼なじみが陽キャグループに混ざってみる話」を描く上でこだわった点や、 「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

基本主人公のゆきやとみくがメインの話なので、サブキャラが絡むのはレアなんです。だからその辺りも楽しんでいただきたいなと思いながら描きました。和菓子屋の娘のなっちゃんとか、アニメ好きなギャルのアカネとか、ダル絡みする飯柴とか…。あとは、感情表現が巧い少女マンガの表現を取り入れているところです。これは毎話心がけていることですが、気持ちの流れを丁寧に描きたいと思ってまして、今回X(旧Twitter)に載せた短いページ内にもその繊細な部分を頑張ってます。伝わるといいなと思います!!

――本作に出てくるキャラクターのポイントなどございましたらお教えください。

基本意地を張って素直になれず、『早く付き合えよお前ら』と言われるような二人ですが、本人たちにとっては簡単にはいけない、といっためんどくささがあります。大人になったらそうでもない不安や悩みが、思春期のころはとてつもない大問題だったりする感覚ですね。未熟ゆえに全てが綺麗にはいかないところに、人間くささ、実在感、を感じて欲しいなと思ってまして、そこがポイントかなと思います。

――今後の展望や目標をお教えください。

悩みながら成長していく二人を見守っていただけるような作品にしたいと思ってます。ラブコメといえば『愛してるゲームを終わらせたい』と言っていただけるくらい、もっと沢山の方に読んでいただけたらいいなと思っています。

――最後に作品を楽しみにしている読者やフォロワーへメッセージをお願いします。

いつも読んでいただきありがとうございます!!いろんな所でコメントを読ませていただいてますが、みなさんとても熱心に二人を応援してくださっていて、幸せになってほしいという想いが伝わります。この作品でしか味わえない感情を生み出し続けて、みなさんの記憶に残る作品にしたいと思っています。今後も楽しんでいただけたら嬉しいです。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

『愛してるゲームを終わらせたい(1)』を読む



ザテレビジョン マンガ部まとめ

■作者X(旧Twitter):堂本裕貴[ @domoto64 ]

▼愛してるゲームを終わらせたいGAME39『陰キャ幼なじみが陽キャグループに混ざってみる話』を最後まで読む▼
愛してるゲームを終わらせたいGAME39

▼愛してるゲームを終わらせたい1話はこちらから▼
愛してるゲームを終わらせたいGAME1
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