King & Prince高橋海人が炊き込みご飯を通して見せた独創的な発想とバラエティー力<キントレ>
11月11日放送の「キントレ」(日本テレビ系※Huluでも配信)では、King & Princeの高橋海人が、ご当地食材で炊き込みご飯を作る「高橋海人の炊飯器の旅」が放送され、フルーツを使った炊き込みご飯作りに挑戦するなどオリジナリティーを発揮する一幕があった。
山梨・南アルプスで炊き込みご飯を作る
今回高橋が訪れたのは山梨・南アルプス。高台から街を眺めた高橋は「バチキレイくないですか?」と目を輝かせていた。フルーツや野菜が豊富にとれる場所で、地元の人からお得に食材をゲットして炊き込みご飯を作る。
高橋は「スタジオに帰ってVTRを見てみると、みんな『これはうまいでしょ~』って。今回はそれを無しにしたい。これどうなん?っていうとこからおいしいを目指したい」と意気込んでいた。
炊飯器をリュックのように背負って街を歩き、地元の商店や農園を訪れ、さまざまな食材を格安で譲ってもらい1品目は「ウマヅラハギとパパイヤの炊き込みごはん」を作った。パパイヤとウマヅラハギを譲ってくれた鞄店&レストランを営む小池さんは、炊き込みご飯にパパイヤを入れることに驚いたものの、完食していた。
オリジナリティーに溢れる高橋の炊き込みご飯
続いて、高橋は食材を探す中で「甘い感じの炊き込みご飯ってあったのかな?」と切り出し、「もしかした事故っちゃう可能性もある」と言いつつも思い切った行動に出る。
シャインマスカットやマイハートというハート型のぶどう、ワイン。醤油の絞りかすを餌に混ぜて飼育したニワトリからとれる塩味のあるたまごなど、南アルプス市の特産物を使って、新たな炊き込みご飯に挑戦した。
高橋は「今日いろんな人から食材もらいましたけど、大失敗したら最悪ですよ」と少し不安な様子。待つこと35分。炊飯器を開けると、高橋は「おー!いい香り」と声を弾ませた。
最後にチーズを入れてしっかり混ぜると、高橋は「すごい、リゾットや。マスカットどんな感じなんだろう?」と興味津々。試食する前に、高橋は「うわー怖い(笑)」と怯えていたが、いざ食べてみると「一口目入れた瞬間は不気味な感じ、その後だんだんとフルーツタルトみたい」とコメント。さらに味変として溶き卵を入れると、「うまい!」と親指を立てて見せた。
高橋は「賛否は認めます」としつつも、「卵は塩味は強いかもしれないです。香りだったりとか甘みだったり、みんな生かされてる」と評した。
スタジオでは高橋が作ったマスカットとワインのリゾットを試食。劇団ひとりは「これは未知数」と言えば、山崎弘也(アンタッチャブル)も「攻めたよ~」と興味津々。一方で、永瀬廉は「今年初シャインマスカット、ちょっとこれ…嫌やねんけど」とこぼしていた。
ゲストの近藤春菜(ハリセンボン)は、「素材一つひとつはおいしいはず」とした上で、「おいしそうに見えておいしいものが食べたかったよ!」と強調。すると高橋は「これはね、僕からのメッセージだったんですよ。『これ、うまいだろうな』っていうの食べるの、楽しいですか?」と持論を展開。
近藤は「だから、うまいって言わせてくれよ!」とツッコミを入れると、高橋は「この企画大好きなのに!」と主張。最後まで笑いに溢れる展開を見せた。
高橋の独創的な発想が光る炊飯器の旅
訪問先でゲットした食材で炊き込みご飯を作るとはいえ、フルーツを使って炊き込みご飯を作ろうという発想は高橋ならでは。これまでのさまざまなロケでは慎重な一面も見せてきたが、今回のように大胆な発想を盛り込むなど、時に思い切りのいい決断をするのも高橋流。
スタジオでもさまざまな意見を想定して「僕からのメッセージだった」と盛り上げるなど、ユニークな切り返しやアーティスティックな一面など、高橋ならではのバラエティー力が光る放送回となった。
◆執筆・構成/ザテレビジョン編集部バラエティー班
※高橋海人の高は正しくは「はしご高」
ビクターエンタテインメント
発売日: 2023/05/17