＜ドラマアカデミー賞＞助演女優賞は「最高の教師」芦田愛菜『お芝居をする楽しさを再認識させてくれた作品でした』
“主役級の活躍”と評された芦田愛菜が助演女優賞
2023年7～9月放送ドラマを対象に開催した第117回ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞の受賞者を発表中。助演女優賞は、「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)の芦田愛菜が受賞した。芦田が演じたのは、クラス全員から“標的”にされてしまう優等生・鵜久森叶。過酷ないじめ被害を涙ながらに訴える場面、ビデオレターで思いを語る場面などが印象的で、「演技に引き込まれた」「主役級の活躍だった」との声が多数上がった。
受賞を受けて芦田は、「監督やプロデューサーさんとはシーンやその各話のテーマについていろんな話をさせていただき、役や作品と向き合う時間を頂けたことに感謝しています。原点に戻ってお芝居をする楽しさを再認識させてくれた作品でした」と語った。
また、放送中は役名で声をかけられる機会も多く、「そのことがとてもうれしくて、自分的にも役に没頭できました」という。
「“あなたは一人じゃないんだよ”と抱き締めてくれるドラマ」
教室の人間関係を容赦なく描き、話題となった同作は、作品賞部門で3位、松岡茉優が主演女優賞に輝いた。
改めて作品の魅力を芦田に語ってもらうと、「大きさは人によって違うかもしれないけれど、生きていれば悩んでしまうことも、孤独を感じてしまうことも必ずあって、そんなとき、一人で考え込んでしまうことが多いかもしれませんが、“あなたは一人じゃないんだよ”と抱き締めてくれる、そんなドラマだったのではないかなと思います」。
そして、「作品の中で一生懸命に思いを口にする登場人物たちの言葉が、少しでも多くの方の心のどこかに、届いたらいいなと思います」と思いを明かしていた。
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