休日課長の胸の内「こんな僕を包み込んでくれる方がいらっしゃったら…」
――川谷さんは、1万円もする「世界一の卵かけご飯セット」を紹介されていましたが、それ以外にも最近のお薦め品はありますか?
川谷:先日たまたま知り合いにいただいたBLANCAの「和栗のバスクチーズケーキ」がとてもおいしかったです。チーズケーキと栗の組み合わせも珍しいし、中に大きな栗がほぼ丸ごと入っていて。ここ数年、チーズケーキにここまで感動することはなかったのですが、これは本当においしかったですね。
チーズケーキは昔から専門店に並ぶくらい好きだったのに、その専門店がなくなってからは自分の中に決まったお店がなくて。久々に好きな味に巡り合えました。
――休日課長さんはお料理が得意ということで、カレーもスパイスから作っていらっしゃるんですよね。カレーにハマったのはいつからですか?
休日課長:最初にハマったのは、高校生の頃です。帰り道に、船橋の「ガンディー」に週4くらいで通っていました。作るようになったのは大学三年生ですね。
川谷:僕らが出会った頃だよね。
休日課長:そうだね。僕たち同じ大学なので。僕は当時四畳半の家に住んでいたのですが、ベッドの下にスパイス収納スペースがありました。そのときの方が今より断然作っていましたね。
――妄想彼女“智子”さんの存在も気になるところですが、理想の彼女像があれば教えてください。
休日課長:理想の彼女像…本当に“僕でよければ”という感じです。僕を認めて許してくれる人がいいです。僕、性格に難があるので、それを包み込んでくれるような器の大きな人じゃないと無理なんじゃないかなと思います。
川谷:難ありというか、面倒くさいタイプだというのがあるかもしれないですね。スパイスカレーを作っている人はそもそもこだわる人なので、そういうこだわりがカレーだけじゃないというか。合わせるのが大変というのはあるかもしれない。
休日課長:やっかいなのは、「そこズボラなのに、そここだわるの!?」みたいな、基準がよく分からないんですよ(笑)。そこがすごく申し訳ないのですが、こんな僕を包み込んでくれる方がもしいらっしゃったらご連絡をお待ちしております(笑)。
――ゲスの極み乙女のメンバーの皆さんは個々でも活動されていますが、お二人が今特に熱中している活動はなんですか?
川谷:課長は料理だよね。
休日課長:いえ、音楽です。
川谷:だって、音楽の仕事より料理関連の仕事の方が全然多いでしょ?
休日課長:そんなことないよ!音楽です、音楽。
川谷:VTRで着ていたエプロンも自分で作ったエプロンなんですよ。エプロン作るまでいったらもう料理がメインで間違いないですよね。
休日課長:音楽が主軸です(笑)!でも、音楽活動をしながらも、料理関連のお仕事も楽しくやらせていただいています。…ベースも練習しなきゃ。
メンバーの活躍が励みに――「“アベンジャーズ”に近づいてきている」
――メンバーのちゃんMARIさんの音楽プロデューサーとしての活躍や、ほな・いこかさんの女優業での活躍も目覚ましいですが、メンバー間で感想を伝え合ったりしますか?
川谷:感想というよりは、会ったときに「よかったね」と言います。そういう仕事をもらえてよかったねって。昨年も、ちゃんMARIが映画「月の満ち欠け」の劇伴で第46回日本アカデミー賞の優秀音楽賞にノミネートされたときには、みんなでお祝いしました。ほな・いこかの女優業に関しては、課長が俳優同士よく話してるよね(笑)?
休日課長:違う違う、ちょっと待って。俳優はほとんどやってないから(笑)。僕はドラマを見るのがすごく好きなので、「この前出てたね~」なんて話をよくします。くまなくチェックしなくても最近はよく見かけるようになったので、「あれも出てたよね?」とか。
川谷:彼女は舞台とかもやっているから忙しそうです。僕らのレコーディングにもしっかり参加しながらそういう活動も並行しているので、大変そうだなとは思いますが、うれしいですね。元々、“アベンジャーズ”みたいなバンドになろうと言っていたので、それに近づいてきているような気がします。
――2022年に10周年を迎えましたが、今後の展望や目標があれば教えてください。
川谷:今年はあまりグループとしての活動ができなかったので、来年はもうちょっと活動したいと思っています。毎年ツアーができて、しっかりアルバムを作れればいいなと思っているので、ギアを入れ替えて、もう少し短いスパンで新作を出していきたいと考えています。あとは、海外でのライブもやりたいです。まずはアジア圏から、ゆくゆくは欧米圏にも進出できたらいいなと思います。
――最後に、今回の放送の見どころと視聴者へのメッセージをお願いします。
川谷:「私の主張!食のアレおかしくないですか?」には、共感できる部分がたくさんあると思います。「海鮮丼が苦手」とかも、実際いっぱいいそうだなと思わなかった?
休日課長:うん。僕も最初「海鮮丼が苦手」って聞いて疑ったけど、説明を聞いているうちに「確かにな」となりました。
川谷:そうそう。あのコーナーは視聴者の方も共感しながら楽しめると思いますし、皆さんのお薦めの店ランキングは僕らもかなり参考になったので、すごく楽しかったです。
休日課長:いろいろな食の情報が入っていたので、行ってみたいお店、お取り寄せしたい品がたくさん見つかりました。それがゲストの皆さんの面白いエピソードと共に見られるので、ぜひ楽しんでご覧ください!