映画、韓流、歌舞伎、舞台など幅広いジャンルの番組を取り扱うCS放送「衛星劇場」。今回は同局の12月ラインナップから、テレビ初放送のタイトルなどオススメの番組をピックアップして紹介する。
高杉真宙主演舞台「ロミオとジュリエット」
「ロミオとジュリエット」は、言わずと知れたイングランドの劇作家ウィリアム・シェイクスピアによる戯曲の1つ。イタリア北部を舞台に、敵対する2大名門の子息らの許されざる禁断の愛の物語だ。
2023年9月13日に東京・有楽町よみうりホールで開幕した同舞台の演出は、長年故蜷川幸雄氏の演出助手・演出補を務めてきた井上尊晶。また、ドラマ・映画・舞台で活躍中の高杉真宙が、初のシェイクスピア劇にて主演であるロミオ役に挑む。
またジュリエット役には藤野涼子、キベンヴォーリオ役に矢部昌暉、マキューシオ役に新原泰佑、ティボルト役に三浦りょう太、パリス役に佐伯大地という勢いのある若手実力派俳優が盛り上げる。
なお同放送では、9/14の舞台でおこなわれたアフタートークも合わせてOA。高杉真宙・藤野涼子が語る貴重なトークも見逃せない。
ストーリー
ヴェローナにはキャピュレット家とモンタギュー家という敵対する名家があった。モンタギュー家のロミオは、キャピュレット家の仮面舞踏会に友人とともに忍び込んだ舞踏会で偶然、ジュリエットと出会う。二人は、お互いに何者かを知らぬまま、出会った瞬間に恋に落ちる。その後、すぐにお互いの家が敵同士であることを知るが、二人はお互いの思いを知って愛を誓い合う。
※三浦りょう太の「りょう」は、正しくはけものへんに寮のうかんむりなし
学園アクション成長ドラマ「弱いヒーロー Class1」
「弱いヒーロー Class1」は、現在も連載中の大人気WEB漫画を実写化した韓国ドラマ。天性の頭脳を持つ優等生が、学校での暴力地獄から抜け出すために、頭脳と道具、心理戦で立ち向かう…というストーリーの学園アクション成長ドラマだ。
第27回釜山国際映画祭で公式上映され、ドラマ公開直後には2022年Wavve有料加入者1位を記録した。そんな話題作でダブル主演を務めるのは、パク・ジフンとチェ・ヒョヌク。
パク・ジフンは“天性の頭脳の持ち主”ヨン・シウンを、チェ・ヒョヌクが“天性の運動神経の持ち主”アン・スホを演じる。正反対の2人がタッグを組み、頭脳と肉体を使ったスリル満点の展開を潜り抜けながら、生き残るすべや“本当の強さ”を模索していく。
ストーリー
ビョクサン高校に通う全校1位の秀才ヨン・シウンは、不良グループからいじめられていた。いじめがエスカレートし我慢の限界に達したシウンは、生まれつきの頭脳で彼らを倒していき、最後の一発を殴ろうとした時、同じクラスの運動神経抜群のアン・スホ(チェ・ヒョヌク)が止めに入る。
ある日、不良グループに絡まれ自力で事態を打開しようとしていたシウンだが、現実はうまくいかず絶体絶命の危機におかれた時、アン・スホ(チェ・ヒョヌク)とオ・ボムソク(ホン・ギョン)が現れ…。
