森香澄が歌い踊る理由は…「本能。遺伝子レベルで好き」
――森さんにとってダンスってどういうものですか?
私の世代はまだ学校の授業でダンスが義務化はされてなかったので、全員が踊れるみたいな世代ではないんですけれど、踊れる人ってかっこいいと思っていましたね。ダンス部では普段目立つタイプではない子も、踊っている時はすごく輝いて見えました。音楽の力を借りて“自己表現”をできるのがダンスだと思います。
――森さんが歌って踊るのはなんでですか。
…好きだから。私はもう「本能」ですね。小さいころからずっと歌って踊っていたらしくて、母が「ピアノを始めさせざるを得なかった」と言ってました。そのピアノを習う前から、ずっと歌って踊っていたらしいので、私は多分遺伝子レベルで、歌とダンスが好きなんでしょうね。
「表現することに挑戦していきたい」誰にも相談せずに新しい1歩を踏み出した
――アナウンスの仕事はもちろんですが、最近はドラマ、バラエティー、歌やダンス、とものすごくすごく充実されていそうですね。最近はアナウンサーの方がフリーになって、新しいことにチャレンジする事例も増えています。新しい1歩を踏み出すとき、森さんはどのように考えましたか?
ネクストブレイクの方たちが多く出るカラオケバトルって番組をずっとやらせていただいていたのですが、夢を追いかけている方を応援する機会ってアナウンサーってすごく多いんですよ。そういう方たちがその後どんどん羽ばたいていくのを見てきて、私自身が毎回背中を押されていたんです。「表現するって素敵なことだな」って思っていたのが積み重なって、私も挑戦してみようと思ったので、何か1つ大きな出来事があったってわけではないんです。やってみたいなって思った時に、誰かに相談して背中を押してもらうと、うまく行かなかったときにその人のせいにしちゃいそうだなと思って、誰にも相談せずに自分1人で決めました。
――森さんが今後やっていきたいことは?
フリーになった理由が、「新しいことに挑戦したい」だったので今はもう、なんでも挑戦してみたい時期です。アナウンスのお仕事は好きなので、MCのお仕事はもちろん継続してやっていきたいんですけど、これまでの私と1番離れている“演技”をやっていきたい気持ちがあります。表現する側に回ってみたいという思いもあったので、 歌やダンスの企画をテレビでやらせていただけるのは楽しいですね。