演じた北川は、信長の妹・市役で「どうする家康」に初登場。賤ケ岳の戦いでは武装して籠城し、最後は娘たちを宿敵・秀吉(ムロツヨシ)に託して「一片の悔いもない。織田家は死なぬ。その血と誇りは、わが娘たちがしかと残していくであろう」と凛とした姿で最期を迎えた。
視聴者も感激「語り継がれる名演」
あまりの散り際の美しさに、視聴者の間で「茶々も北川さんに演じてほしい」の声が高まる中、その声に応えるかのように茶々として再び登場。宿敵であったはずの秀吉の前で媚びを売るようにはしゃぎ鉄砲をぶっ放す姿から始まり、徐々にその裏に隠されていた家康への憎しみ、天下を取ることへの強烈な野心を覗かせ、凛とした市とはまた違う存在感で見る者を圧倒した。
そして迎えた茶々の最期に、視聴者からも「茶々の最期が圧巻だった」「美しく、誇り高い茶々様に圧倒された」「語り継がれる名演だと思う」と絶賛の声が続々と上がった。
北川は放送終了後、自身のX(旧Twitter)を更新。「1年間ご視聴ありがとうございました! お市、茶々と、二役共に最期まで誇り高く生き抜き、散ることができました。この作品で三度落城し、二度死にました。共に走りぬいた組の皆様、ご覧くださった皆様、ありがとうございました」とメッセージ。この投稿にも「お見事でした!」「カッコよかったです!」の声があふれた。
第48回で家康の生涯を描き、全放送を終えた「どうする家康」。最終回放送後には「#どうする家康」がXの世界トレンド1位に躍り出る反響で有終の美を飾った。