若手声優界のトップランナー・宮野真守のプチトラウマとは!?
岩井俊二監督が生んだ名作ドラマ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を原作にしたアニメーション映画が8月18日(金)より公開される。「もう一度、時間を戻せたら…」をテーマに、多感な中学生たちが経験する“繰り返される夏の一日”を描いたラブストーリーだ。
映画公開を記念したリレー連載第4回は、菅田将暉が演じる典道の幼なじみで恋敵の祐介を、若手声優界のトップランナーである宮野真守のインタビューの後編。宮野自身の夏休みの思い出や、“忘れられない一日”を聞いた。

2人のシーンは、ずっと見ていたいくらい心地よい
――(取材時点では)まだ映画は完成していませんが、制作途中のラッシュ(未完成本編映像)はご覧になったんですよね。
つい最近見ました。収録はほぼプレスコ方式(=絵を作る前に声を録る手法)だったので、まだ絵がなかったんです。今回初めて色や背景が付いた映像として観たのですが、感動しました。なずなと典道という主役2人の空気感がとても心地いいんですよ。いつまででもこの2人を観ていたいと思いますし、少年と少女の瑞々しさが丁寧に表現されていて、すごくピュアな気持ちになれるんです。こんな映画があるんだと、心が洗われるような気持ちで見ていました。
――宮野さんが演じた祐介についてはいかがでしたか?
なずなや典道と同じく、祐介もしっかりとあの世界観の中で息づいていました。宮野もちゃんと中学生になれて良かったとホッとすると共に(笑)、とても愛おしく感じました。

子供時代の自転車の遠乗りがプチトラウマ
――本作はある夏の一日が繰り返される物語ですが、宮野さんにとって忘れられない夏の一日はありますか?
そこまで劇的なことではないんですけど、小学生時代に仲間たちと釣りに行ったことが忘れられません。
――とても楽しかった思い出なんですね?
いや、それが逆なんです。僕は埼玉の出身で適度に田舎だったので、自転車でちょっと行ってバッタを捕まえたり、当時は割とアクティブに遊んでいたんです。でもある時、かなり遠くの川までブラックバスを釣りにいこうという話になったんです。でもこれが想像以上に遠くて。当時の僕は体力がなかったので、みんなに大きく離されてしまい、全然楽しくなくて、道中で心が折れました(笑)。
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みやの・まもる=1983年6月8日生まれ、埼玉県出身。B型。声優として活躍するほか、ミュージカル「王家の紋章」ではイズミル役で出演。また、約2年ぶりとなる6枚目のアルバム「THE LOVE」が発売中
映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」
8月18日(金)公開
原作=岩井俊二/脚本=大根仁/総監督=新房昭之/声の出演=広瀬すず、菅田将暉、宮野真守、松たか子ほか
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